ロードバイクに乗っていると、年々、自分で整備をしなければならないと思うようになってきた。
乗る楽しみ以外に、ロードバイクを所有し、自分でメンテナンスを行うしあわせも考えていきたい。
いつの間にか、メンテナンス関連の本も増えてきた。
メンテナンスをしていく中で、心配なことがある。
自転車部品には、締め付けのトルク指定がある。
特にカーボン素材には、指定されたトルクで締め付けないと破損の恐れがある。
そのためには、トルクレンチで指定された数値で締め付けたい。
トピークのデジタルトルクレンチが欲しいが、3万円近くの高額。
簡単には手が出ない。
年間の使用頻度を考えると、とても高価なものになってしまう。
そんなことを考えてネット検索をしていたら、希望に合う商品が見つかった。
■TOPEAK コンポトルクレンチ&ビットセット
レンチの捻れを利用した簡易式トルクレンチ。
エンジニアリング プラスチック ボディ + 強化スチール ビット
六角レンチ : 3、4、5,6mm
T25 "Torx" レンチ
トルク測定範囲 : 1~12Nm
サイズ:L122×W42×H167mm
重量:120g
注意事項:破損する恐れがありますので、プラスチック リップを捻らないでください。コンボトルク レンチ & ビット セットは、ボルトの締め込み専用ですので、精度が失われますので、それ以外の用途には使用しないでください。
シルバーの台紙にセットされた工具。
横から見ると立体的。
台紙に簡単な使い方の図が載っている。
ハンドル部分の透明の蓋が開く。
蓋を開けると 5 種類のビットがセットされている。
6角とトルクスのT25。
工具先端のソケット部へ付属のビットをセットして、本体を持ってトルクを測定して使用する。
ハンドル部分を見るとトルクレンチとは思えない。
透明の蓋を開けると 5種類のビットがキレイにセットされている。
先端は各種ビットをセットする為のボックスで差込角は 1/4inch。
ハンドルの下には黄色いゲージがあり、シャフトの捩れを利用してトルク表示をするという。
実際に使用してみたい。
締め付けのために、カーボン素材締め付け用ファイバーグリップを用意した。
ステムのボルトに合わせた5mmの6角レンチをセットする。
このレンチで最初からボルトの締め付けはしない。
他の工具で適度に締め付けてから、トルク測定行うようにしている。
なぜなら、素材がデリケートなので、結構、気を使う。
ステムの指定トルク6Nmまで、力を入れてまわす。
思っていたより、簡単にトルク調整が出来た。
次は、サドルの高さ調整を行う。
シートポストの指定トルクは、6Nm。
締め付けていくと、トルク表示ゲージに指針が動いていく。
力を込めて締め付けていく。
指定の6Nmになったところで手を止めて、指定トルクとなった。
ネットで、実際のトルクレンチと数値を比較した記事があったが、ほとんど誤差が無い精度だった。
本体のプラスチックボディに力をかけていくと、6Nmを越えた辺りの手の感覚から、破損してしまう恐れを感じる。
自分の使用目的がステムとシートポストの締め付けなので、6Nmまで測定できれば用が足りる。
簡易とはいえ、新品のトルクレンチがこの金額で購入出来ることはうれしい。
心配しながらカーボン素材を締め付けることを考えると良い商品だと思う。
これが壊れたら、ちゃんとしたトルクレンチを買うようにしたいと思う。
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