最初の記事は日本の大手ビール会社の主要ビールと決めていました。
まずはアサヒビールのスーパードライ。
すっきりとした飲み口で喉越しが良く、後味も少ない、
それこそグビグビといけちゃう大好きなビールです。
そもそもビールの「辛口」「ドライ」とは何ぞや?と思ってました。
苦味と甘さを抑えた、コクよりキレを目指したのがスーパードライ。
そんなスーパードライが誕生したのは1987年。
その頃、日本の食生活が変化していて、
「これからは油脂の多い食事が多くなる。
それに合うさらっとしたビールを作ろう!」
というのが元々のコンセプトだったそうです。
そりゃグビグビいけるわけだ(笑)。
甘さを少なくするために、それまで基本的に4.5%だったビールのアルコール度数を5%にしたのが
このスーパードライというのも今回初めて知りました。
すっきりとした味を実現するために、麦芽の使用率をギリギリまで減らし(70%)、
副原料の比率を高めているのも特徴の一つ。
私は学生の頃から飲食店に多く働いていて、
スーパードライを扱っている店が多かったので個人的にとてもなじみ深いビールです。
今年になってタイミングが合い、神奈川工場と博多工場に見学に行ったし、
より思い入れの深くなったスーパードライなのでありました。