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今更ながらのFINEPIX F70 EXR

2022-10-20 15:07:43 | モノのこと
富士フイルムのFINEPIX F70EXRは、2009年7月に発売となった高解像度、高感度、広ダイナミックレンジを実現するEXR CCDセンサを搭載したデジタルカメラです。

高解像度、高感度、広ダイナミックレンジを実現するといっても、それぞれ別々のモードになっており、手動、もしくは自動切り替えでどれかのモードでの撮影が行われます。

そして、高解像度モードだと3616×2712ドットの1000万画素、高感度、広ダイナミックレンジモードでは2592×1944ドットの500万画素になります。

少し明暗差の大きいところで写真を撮ってみました。



これは自動切り替え (EXR AUTO) で撮影した写真。広ダイナミックレンジ400%モードで撮影されました。

縮小した写真でもわかるくらいのパープルフリンジ (たぶん軸上色収差) が発生していますが、手前の日陰になったところから空の青まで大体いい感じで写っています。

※趣味的には空がもう少し青く写ってもよかった気がするけど。

次に同じ場所で高解像度 (EXR HR) で撮影してみました。



空が白飛びしてしまい、ダイナミックレンジの狭さを感じます。また、比べてみると色再現や階調再現に違いがあるので、白飛びしないようなシーンでも使い分けが必要に見えます。

最後に広ダイナミックレンジ (EXR DR) で800%を選択してみました。



400%モードとの比較で空の青や暗部の再現が改善しているように見えます。また、階調再現が変わったことの影響と思われますが、パープルフリンジが少し改善しています。

とりあえず普通に写真を撮るのであればEXR AUTOが有効、HRはシーンを選びそうなので500万画素機と割り切って使うのがよさそうです。

ほかにもフィルムシミュレーション機能やEXR AUTOとAUTO、プログラム自動露出の違いなどいろいろ面白そうなので少しずつ調べていきたいと思います。




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