109シネマズ川崎で、ハリーポッターの新作を見てきました。
中身は良くできた娯楽作品という感じで、見て損はない作品です。
今回、わざわざ映画館で見たのは、IMAX 3Dがどんなものか見てみたいというのが、ひとつの理由です。
IMAXについての詳しいことはWikipediaで見ていただくとして、見てきた感想です。
まず、画面について。
プレミアムシートのすぐ後ろという最もいい席からですと、 . . . 本文を読む
仕事から帰って、テレビをつけたら、宮崎駿監督の特集番組をやっていたので、思わず見てしまいました。
「崖の上のポニョ」の演出意図も少しだけ語られていました。
自分が見ていて、感じられなかったことなどがいくつか。
もう一度見なければという気持ちを起こさせるとともに、種明かしがないと理解できない自分にちょっとがっかり。 . . . 本文を読む
ということで「崖の上のポニョ」を見てきました。
内容を一言で片付けてしまうと、「人魚姫」を作品世界から再構築したおとぎ話です。
世界の破滅のリアリティのなさ、現実世界と非現実的な世界との一体感など、本来ありえないコト・モノを日常世界にそのまま持ち込んで違和感ない世界を構築している点がこの作品をおとぎ話としています。
作品世界の非現実性は、たぶん最初のシーケンスのトキさんのセリフに表現されてい . . . 本文を読む
今日 (正確に言えば昨日) テレビでやっていた「釣りバカ日誌17」を見た。
ストーリーは、石田ゆり子演じる退職後再就職した女性が中心となり、西田敏行演じる浜崎は狂言回し的な役となる。
寿退職した女性社員が再就職制度で戻ってくる話ということで、現在の再就職制度が抱える問題点や、職場環境の課題が提示されるかと思ったが、そういう話はまったくなし。
また、大手ゼネコンとの設定である鈴木建設が小学校を . . . 本文を読む
今日、テレビで「フラガール」を見ました。
テレビ放映用に若干カットされていたのか、少しつながりの良くない部分があったのですが、非常に面白い作品でした。
基本はスポ根ドラマなのですが、そこに石炭産業の縮小という現実があり、炭住の暮らしがありと、背景がきちんと存在するところが単なるおとぎ話にならなかったのだと思います。
ただ、この題材はスポ根ドラマだけに終わらせてしまうのはとても惜しい気がします . . . 本文を読む
「シルミド」に続いて注目の韓国映画、「ブラザーフッド」を見てきました。
チネ7という200人規模の劇場で、8割の入りと、こちらも関心の高さが伺えました。
ブラザーフッドは、朝鮮戦争に投げ込まれた兄弟を通して、戦争を描く作品で、宣伝などで言われているような兄弟愛よりも、戦争、特に内戦の持つ、憎悪の拡大再生産と、朝鮮戦争の本質を描こうとした作品だと思えました。
戦闘シーンは、白兵戦を主体としたも . . . 本文を読む
ということで、チネチッタで「シルミド」を見てきました。
チネ2という120名程度の小さなホールでしたが、かなり入っていて、韓国映画ブームに宣伝の力、そして作品自体の力で入っているんだなという感じでした。
内容はすでにいろいろなところで言われているように金日成暗殺を目的とした特殊部隊の顛末を描いたもので、国家という存在が前面に出たとき、人間は数でしかなくなるということを描いています。
当然なが . . . 本文を読む
4月18日・TOHOシネマズ川崎にて
前日封切りのため、そこそこ人が入っていた。
アップルシード
監督・新巻伸司
ヒトによって創造された人造人間が管理を請け負う「ユートピア」。
人造人間を生理的に嫌悪するヒトと、ヒトなしに生きていけない人造人間たち。
ヒトとヒトでないものの対比を通して、人間とは何かを描く。
原作を読んでいないため、最初の入りが難しかったが、ストーリー的にはわかりやすい、無 . . . 本文を読む
「えふのへや」に書いているものと基本的には同じです。
2004年3月21日
TOHO CINEMAS 川崎にて、「イノセンス」を見る。
昼時の回とは言っても公開2週目の土曜日に観客が30人ほどというのは悲しいばかりである。
川崎という土地にはそぐわない作品なのだろうか。
イノセンス
監督・押井守
ロボットの連続暴走殺人事件を追うバトーとトグサ、人形とは何かを通して、人間とは何かを問いかける . . . 本文を読む
「えふのへや」に書いているものと基本的には同じです。
2004年2月16日
チネチッタ CINE3 で「赤い月」を見る。
「指輪」の公開初日でもあり、チケットブースは混んでいたが、「赤い月」は140席のホールに6割くらいであった。
CINE3 の D列はスクリーンに近すぎ、F列あたりがよさそうである。
赤い月
監督・降旗康男
出演・常盤貴子、伊勢谷友介、香川照之
旧満州で事業を起こした夫婦 . . . 本文を読む