太った中年

日本男児たるもの

ザワークラウト

2008-04-01 | weblog

ザワークラウト(Sauerkraut、ザウアークラウトとも)とは、

ドイツやフランスのアルザス地域を中心に食用されているキャベツの漬物。原義は「すっぱいキャベツ」。この酸味は乳酸発酵によるもので、酢は使われていない。

英語ではサワークラウト、仏語ではシュークルート、オランダ語ではズールコール。北欧、東欧、ロシアなどでもよく食べられている。

ビタミンCを含む保存食として、壊血病予防にレモンなどの果実やジュースと共に船の食糧としても利用された。 また漬ける際に、足で踏んでキャベツに含まれる水分を染み出させていたことから太い足を意味する隠語も存在する。  (以上、ウィキペディアより引用)

4月になって気分一新。久しぶりの中年男の料理。手間の掛からない優れた発酵栄養食品のザワークラウトに初めてチャレンジする。ザワークラウトはボイルしたフランクフルトに添えるとベストマッチ、ホットドックの隠れたる名脇役だ。酢を使わない本格的なモノを作ってみるぞ。

材料(2人分)

キャベツ 400g (1/4カット) ザク切り

塩 小さじ1

キャラウェイシード 小さじ1/2

ローリエ 1枚  手で千切る

水 適量

初めてなので作り方をいろいろ調べたが、確たるレシピはない。つまりは漬物の要領で、ザク切りしたキャベツをスリコギで叩いてから、漬け汁(水、塩、キャラウェイシード、ローリエ)に入れ、ラップして発酵させるだけ。塩加減だけが問題になりそうだ。

ただ、保存器に入れて冷蔵庫で10日~2週間を目安に発酵させるから、途中で塩加減を調整すればいい。これをいい塩梅(あんばい)にすると言う。ポイントは発酵したキャベツの酸味とキャラウェイの風味のバンラスと考えているが如何なものか。出来上がりがどうなるかは神のみぞ知る。

今月中旬からまたまたフィリピンへ渡航する。今回は、現地在住Jetさんのお土産に小さな漬物保存器を持っていく。そのついでにキャラウェイとローリエも持って行こうと考えている。是非、フィリピン産キャベツでオリジナル・ザワークラウトを作って欲しい。

自炊を始めてから、マヨネーズとレモン汁で和えたコールスローはよく作ったが、ザワークラウトはどーしても作る気がしなかった。漬物は野菜を塩で発酵させることが基本だ。しかし、ザワークラウトだけは、何故か発酵ではなくて腐食というイメージが強くあった。さらに、何故か夢野久作の小説「ドグラ・マグラ」の死体腐乱図が思い出され、ザワークラウト=ドグラ・マグラ=狂人の食べ物となっていた。

物凄いオチになったけれど、これは本当で、エイプリルフールは関係ない。