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環境音楽の問題

2008-04-22 | weblog

ブライアン・イーノ(Brian Eno 本名:Brian Peter George St. Jean le Baptiste de la Salle Eno, 1948年5月15日 - )は、イギリス・サフォーク州のウッドブリッジ出身の、男性音楽家である。作曲家、プロデューサー、音楽理論家である。ソロの音楽家としてはおそらく、「アンビエント・ミュージック(環境音楽)」の先駆者として知られている。ちなみに、同じく音楽家として活動しているロジャー・イーノはブライアンの実弟である。

(中略)

日本でもパソコンブームの火付け役となった、あのマイクロソフト社のオペレーティングシステム、「Windows 95」の起動音「The Microsoft Sound」は彼の作曲によるものである。「The Microsoft Sound.wav」のプロパティには彼の名が記されている。一般にはあまり知られていないが、世界中の多くの人々が知らず知らずのうちに彼の作品を鑑賞していたということになる。

「CHRONICLE POP MUSIC CRITIC」誌の1996年のインタビューによると、マイクロソフト社からの依頼は「人を鼓舞し、世界中の人に愛され、明るく斬新で、感情を揺さぶられ、情熱をかきたてられるような曲。ただし、長さは3秒コンマ25」であったという。

当時新しいアイデアが思い浮かばずに悩んでいた彼は、これを「待ち望んでいた課題だ」と快諾し、製作にとりかかった。 最終的に84個のごく短いフレーズが製作され、その中の一つが「The Microsoft Sound」として提供された。 ちなみに、親友ロバート・フリップは同系列のソフト「Windows Vista」のサウンドを担当している。

***

狭義の環境音楽は、英国の作曲家であり、ロキシー・ミュージック(Roxy Music)に参加していたロック・ミュージシャンでもあるブライアン・イーノ(Brian Eno)が唱えたAmbient Musicという音楽思想を示す言葉の訳語であり、このコンセプトに基づいたイーノの一連の作品と、同様のコンセプトによる作曲家達の作品を指す。

後のインタビューにおいてイーノは環境音楽の考え方が、エリック・サティ(Erik Satie)の家具としての音楽、または家具の音楽(英:Furniture Music, 仏:Musique d'ameublement) に影響を受けたと語っている。しかしながらイーノの環境音楽は、音楽が周囲の雰囲気を積極的に定義付けると言う点でサティの音楽とは異なる。

当時のイーノが環境音楽の例として語ったのが記念碑と不可分の音楽である。何らかのモニュメントとそこに流れる音楽が周囲の雰囲気を決定する。この音楽はその場所でしか聞くことができず、最初から記念碑の一部として作曲されるというものであった。したがって本来の環境音楽は音楽のジャンルではなく、音楽の作曲・使用方法に関する思想を表す言葉である。この思想は今日の大量生産され消費される音楽とは対極にある考え方である。

(以上、ブライアン・イーノ、環境音楽をウィキペディアより引用)

Brian Eno Music for Airports  

そんなワケで環境音楽の創始者ブライアン・イーノ。イーノもロキシー・ミュージックもキング・クリムゾンの親友ロバート・フリップもモーホ仲間。ソニーのO元会長もマイクロソフトのビル・ゲイツだってそれらしい。ウィキでは決して触れることの出来ないコワイ環境だ、とだけ指摘しておく。