フィリピンパブ 文化
興行ビザでの外国人女性は、他にも、ロシア人や東欧各国、南米各国、中国人、韓国人、タイ人、インドネシア人等もいたが、最盛期である1990年代後半から2000年にかけてのデータではその大半がフィリピン人であった。
フィリピン人に多くの需要があった理由は
日本に近い(半年間という期限の興行ビザでの渡航費の安さ)
比較的親日で日本文化の影響も強い国民性と、陽気で従順な性格で日本人スタッフによる管理のしやすさ
英語が理解でき現地語がアルファベットであり母音が日本語と同じであることによるコミュニケーションのしやすさ
日本人が知っているような欧米の歌やダンスをほとんどのフィリピン人ができる
陽気でホスピタリティがあり日本にある南国世界の雰囲気 等があり、日本、フィリピン両国にとっての需要供給が一致して人気があった。
日本国内での数十年に渡るフィリピン人タレントの就労で、多くの日本人が手軽に異国人に接することができ、フィリピンパブ愛好家や、フィリピン人女性と結婚する日本人男性も多く、業界も大きくなり飲食業界における一つの文化となっていた。
(以上、フィリピンパブ 文化 をウィキペディアより引用)
(イラッサイマセ)
数ある外人パブのなかでも、なぜフィリピンパブだけが一人勝ちして巨大なマーケットを形成したのか、その理由とはナニか、簡潔にコメントしよう。それから今回は18禁、よいこは早く寝なさい、いいですね。
フィリピンパブ(略してピンパブ)=人身売買(売春)の巣窟だから、と考えるのは余りに短絡過ぎる。ピンパブで働くフィリピン人女性はタレントであって立ちんぼではない。来たお客とすぐにヤッちまったらそれで試合終了だろ。何度も足を運ばせるためには、ヤレそうでいて、なかなかヤラしてもらえない、コレが年間5000億円強の巨大マーケットを形成したピンパブサービスの核心だ。
「ピンパブとは夢を与え、夢を売るビジネスである」
ピンパブは誰でも1セット(60~90分)3千円~5千円のお金を払いさえすれば、誰でも1セットの間、若いフィリピン人女性が横にきて恋人気分を味わえる場所だった。フィリピン人女性はチビ、デブ、ハゲ、クツ下の臭いオヤジ、年金手帳の爺さんたちに夢を見させて勘違いさせた。従来では顧客にならない人たちを積極的にターゲットにしていった。
長いデフレ不況下、冷え込んだ景気がダイレクトに反映する水商売のマーケットのなかで、ピンパブだけが確実にシェアを拡大していったのは新しい顧客を創出したからに他ならない。なにしろ彼女たちにとってはどんなお客も横に座ればお金を簡単に引き出せるATMだった。