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日本男児たるもの

フィリピンパブ 社会問題

2008-04-29 | weblog

「フィリピンパブ 感動の最終回」

フィリピンパブ   社会問題

フィリピンパブファンの中で、若く素朴なフィリピン女性を騙し性的関係を持とうとする日本人客も同時に増加した。その一方、日本人の優越感、外国人コンプレックス等を裏手に取り、日本人客を騙し金銭的摂取をするフィリピン女性も多く、そのためフィリピン嫌いな日本人も多くなり、そういった悪循環が日本社会の中でフィリピンという国に対する偏見を多く生んでいった。

また、既婚者でありながら妻と家族を捨てて、フィリピン女性と恋に落ちる日本人男性もいたのが偏見を助長した。中学生の一部の社会科副教材では、このような興行ビザを取得して来日したフィリピン女性を「じゃぱゆき=売春婦」と解説していたことも偏見を助長した。フィリピンでは「じゃぱゆき」という言葉は一般的で歌の歌詞に出てきたりTVで取り上げられることも多々ある。

多大な利益が期待できるビジネスとなったフィリピンパブの経営に乗り出す悪徳業者も出て、フィリピン人労働者への給料未払いやアパート軟禁、売春強要なども一部あった。そういった状況から逃げ出したフィリピン人は、滞在期限を越えて不法滞在になり入管に検挙されたこともあった。

2007年現在、興行ビザ制限の中で再来日できなくなることを恐れたフィリピン人が帰国せず超過滞在(不法滞在)となるケースが多くなった。


フィリピンパブ   フィリピンでは

フィリピンでは、多くの女性達が日本での労働で貧困を脱出する成功例が多くなり、ジャパニーズドリームを夢見る多くの女性達が現在でも日本行きを目指している。

また、フィリピンの第一線で活躍するプロのアイドルタレントであっても、日本のパブへの就労経験があるものも多くいる。日本ではルビー・モレノが有名TVタレントとなった。

フィリピンにはプロモーションと呼ばれるタレント養成所が多数でき、全土から集まった数万人の若いフィリピン女性が歌や踊りをレッスンし、日本行きを目指す。また、本国にあるカラオケバー、パブ等で日本行きを待機しているタレントが数万人いる。その多くが地方から都市に来た貧困な若者なので、養成所での生活費や訓練費はプロモーションへの借金であり、借金は日本での就労後に給料から返済するというシステムである。

また、上記の借金以外にも所属するプロモーションのコミッションの他、フィリピン人マネージャーのコミッションが給料の30%~50%(契約次第では50%以上)を占めるため、彼女達の手取り収入は非常に少ない(とはいえ、本国で働くよりも高額の給料を得られる)。

日本への渡航費用、滞在費、食費の一部は日本サイドの業者等が支給している。また、初回分の給料は来日する前に支給される。このような恵まれているシステムは日本だけである(これらが支払われていない、本人の借金であるという誤解は、日本人客から金銭的援助を受けるためのタレントの方便であることが多い)。

現在はビザ取得、入国の際の指紋採取等、来日が非常に難しくなり、容易にビザが下りる国(韓国、台湾、香港、マカオ、中東等)に海外就労する傾向にある(が、これら各国への就労は工場、家政婦等であり、フィリピンパブ等の水商売は非常に少ない)。

(以上、ウィキペディアより最後の引用)

(ワタシ モンダイアル オトーサン ビョーキ)

2005年3月、興行ビザ廃止の改正省令が施行された後、フィリピンのプロモーションと日本のプロモーターが廃業し、フィリピンパブも翌年までに大多数が閉店に追い込まれた。社会問題も過去の遺物となり、フィリピンパブ愛好者=ピン中オヤジたちは行き場を失い途方に暮れた。

 タレントの入国が極めて困難になった現在、僅かながら営業しているフィリピンパブのほとんどは日本人と婚姻歴のあるフィリピン人女性たちとアルバイト契約している。就労について何等規制のない婚姻ビザは希少価値となり、偽装を含めた婚姻申請が急増した。

そして、一部のフィリピンパブでは、信じられない現象が発生した。

フィリピンパブは約30年の歴史がある。、タレントも初期の頃はジャパゆきさんと呼ばれた。タレントが困窮している現在、日本人と結婚歴のある最初期のジャパゆきさんがフィリピンパブで奇跡の復活を遂げてしまった。

子育ても終わり余生を過ごしている彼女たちにまでお声が掛り、輝かしい青春時代を再び謳歌しているのだ。フィリピンパブ無敵の存在だ。

超ベテランで人生の辛苦を舐めた彼女たちは「横綱」と呼ばれ尊敬されている。ピン中オヤジたちよ、嘆き悲しむ前に数少ないフィリピンパブで横綱に会いに行こうではないか。

ハァ~ ドスコイ~ドスコイ。