メトロ・マニラから南東へ400km以上下った古い港町レガスピ。この町はフィリピンのガイドブックには載っていない。そして、旅先で唯一の楽しみは美味いメシにありつくこと。だから知らないレストランを探訪し、果敢にチャレンジしなければならない。
なるべく身体によい健康的な食事を摂ろうと心掛ける者にとって、フィリピン全国どこにでも在るこのようなファーストフード・チェーン店ではとてもじゃないが食べれない。
今回、レガスピではマメに食べ歩き、マメに写真を撮り、マメにPCへファイルした。ところが、再三触れているが、いつのまにか彼女によってそのファイルがメチャクチャにディレイトされていた。しかも彼女自身、未だまったくそのことを理解していない。
このエントリーで残存した貴重な写真の最後のアップとなる(涙)。
レガスピ空港横にあるペッパーランド・ホテルのシュリンプ・カレー。オーソドックスな欧風カレーではあるが、なにしろこれが涙がチョチョ切れるほど一番旨かった。
借りたアパート近くのパン屋。味は記憶に残ってないからウマくなかったのだろう。
旧市街アルバイの目抜き道路にあったカフェ・レストラン。パスタを注文したが一口食べてギブアップした。続いて口直しにコーヒーを注文したがまたまた一口飲んでギブアップ。おそらくレガスピで無敵のゲロ不味いレストランであろう、存続しているのが不思議だ。やはり、フィリピン人は人類学的にも特殊な味覚を持つと推測される。
そのゲロ不味いレストラン横にあった地元レストランのチリペッパーズ。日本男児たるもの度胸一発ツナ・ステーキをオーダー、食してみた。ソースが少し濃い味であったが、これなら充分イケる。料理の写真が消されてアップできないのがツライ(涙)。
チリペッパーズから少し歩いたところにあったグリーン・リーフ。小さなレストランだけど、店のネーミングやインテリアがいい。チリペッパーズで食事の後だったのでまだ入ったことはない、気になって写真を撮った。今月は行く。こうしたメモ変わりに写真を撮ったレストランがまだ4~5店あったが、すべて彼女によって消されていた(涙)。
ペッパーランド・ホテルの近くにあるバーベキューハウス、スモーク&グリル。ホテルの美人スタッフが教えてくれた。なぜか中華風のコーンスープがあって、旨かった。
どこにあったか忘れたけれど野外オープン型のバーベキューハウス。こうしたスタイルのレストランがレガスピには数多くある。ただ、夜行くと蚊の攻撃に遭うから注意。それから、アルバイ地区の古い教会の裏にレガスピ唯一の日本食レストランがあり、塩ラーメンがやたらウマかった。クドイようだがその写真も全部消滅していた。今月は涙を拭いてまたレポートしよう。
マニラへ戻り、帰国前に寄ったのがマカティのグリーンベルト3にあるSENTRO(セントと発音する)。ここの炭火で焼いたチキンステーキは絶品。ウメェ~、値段も安い。
同じグリーンベルト3にあるコールドロックのアイスリーム。彼女のお気に入り。
グリーンベルト5の日本に本社があるトラベルカフェ。洒落たコーヒーカップ。だた不味くはないが美味くもない、そしてコーヒーの量が多過ぎる。一言で言えばガサツ。
お~と、忘れてはイケないのがリトルトーキョーの華。新メニューでフレッシュ・マンゴと生ハムのサラダ、文句なくウマい。フィリピンで食事をする最大の欠点はおいしい野菜を食べることができないこと。これはその欠点を補う大ホームランメニュー。
帰国してセントレア空港で一旦食事を摂る。いつもは蕎麦を頂くが、今回は高山ラーメンを食べてみた。昔ながらの素朴なスープと麺、なかなかイケる味だった。何事もチャレジすることが大事である。
ということで、涙のレストラン探訪はこれにて終了。