太った中年

日本男児たるもの

現代音楽の調べ

2008-07-10 | weblog

先週金曜日の夜中、NHK教育で現代音楽のスーパースター、スティーヴ・ライヒの来日初コンサートの模様が放映され、番組を途中から見た。フィリピンと食べ物の話題ばかりではアレなんで、時々はこのようなエントリーもいいだろう、そうしようぜ。

 

Music for 18 Musicians

スティーヴ・ライヒは単一のフレーズを繰り返すミニマル・ミュージックの創始者で、こうした現代音楽に興味を持ったのは映画「エクソシスト」のテーマ曲を高校のとき友達からプログレッシヴ・ロックの名曲だとレコードを聞かされたのがキッカケだった。

 

The Exorcist/Tubular bells

それから暫らくして、ブライアン・イーノの環境音楽がちょっとした話題になった。イーノはその音楽より雑誌のインタビューでしゃべていることのほうが格段面白かった。

それから数年して坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」のテーマ曲が世界で最も売れたミニマル・ミュージックとして有名になった。この楽曲よりも現代音楽の括りではソロアルバムに収められた「The End of Asia」のほうが強烈なインパクトがあった。

それまでは退屈極まりない現代音楽が、聞けば思わず踊り出したくなるほどのパラダム転換を起こした歴史的名曲である。しかし、個人的に今、チンタラ現代音楽を聞いてエントリーしている場合じゃないのだ、オジサンはいろいろ思い悩み忙しいのだった。

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