大昔といえば20年以上前になるが、サラリーマンだった頃の同僚が訪ねてきた。その元同僚lとは40代半ばバツイチの女性で美人だ。現在は北海道の某食品流通会社に勤めている。仕事の関係でこっちに来たようだ。で、昔話に花が咲き、お土産に貰ったのが上のモンブラン。北海道では有名なブランドらしい。昔から甘いモノが苦手なことを彼女は知っているワケだが、それでも大丈夫、マロンクリームが美味しいからと言って去って行った。そんなクリームより、年を取ったけど彼女のマロンちゃんを舐めてみたい、マロンて栗なんだろ、ならばクリちゃんもツマンデみたい。なーんて変態妄想を抱きながらモンブランを皿に採ったのだった。そして、オジサンは困った。例えばイチゴのショートケーキなら、最初にイチゴを食うのか最後に食うのかでその人の作法なり美学があると思う。しかしながら、なにしろ半世紀近く生きて来て、モンブランを皿に採って食べるのは初めてだ。どうやって手を付けていいのやらサッパリ分からない。正統的な食べ方があるはずだ。彼女の携帯に電話して聞くのもナンだしなぁ、そんなことより彼女のマロンちゃんを舐めてみたい、クリちゃんをツマンデみたい、ハァハァ、またまた危険な妄想に耽る狂った夏の日だ。マロンちゃん、マロンちゃん、御静聴ありがとう。
マロンちゃん、マロンちゃん、そーいやー今日は静岡県知事選挙だった。今から投票へ行こうか、それとも久しぶりにオナニーでもしようか迷っているところだ。それにしてもモンブランってヨクワカラン味覚だったな。
マロンちゃん、結局、投票もオナニーもしなかった。知事選は自民推薦のババアが落選してよかった。