太った中年

日本男児たるもの

英国スノビズム

2009-07-11 | weblog

ロック界のコワもて姐御・クリッシー・ハインド率いるプリテンダーズ。彼女は、元音楽雑誌のライターという経歴の持ち主で、そのインテリジェンスとタフネスが同居する佇まいが非常に魅力的である。その甘くハスキーな声は、ストレートなロックン・サウンドと絶妙にマッチし、「チェイン・ギャング」や「ミドル・オブ・ロード」といった大ヒット曲を生みだした。途中メンバー2人がドラッグ中毒によって死亡するという悲劇的な事件が起こるが、バンド活動は継続。90年代に入っても各種イベントやトリビュート・アルバムに引っ張りダコで、ロック・シーンには欠かせぬ存在といえるだろう。現在では、メンバーも流動的でハインドのソロ・ユニット的な色合いが濃厚だが、シンプルかつポップなロックン・ロールは健在である。

(以上、ザ・プリテンダーズ - goo音楽 より)

別に隠していたワケじゃないけど胃ガンで死ぬかもしれない前にロック系ブログの金字塔としてどうしても語っておきたいのは、太った中年が世の中で最も苦手とする女、大嫌いなタイプの女、萎えてしまう女、は、英国ロック界の田中眞紀子こと上記プリテンダーズのクリッシー・ハインド女史である。あの凶悪なブス顔でイヤミなインテリ、手に負えない自己中の我儘な性格だから最悪な性悪女であることが理解できよう。立つワケないよな。さて、そんなクリちゃんは米国南部出身なのに4大ブリティッシュロックバンドのうちのひとつに称されるキンクスの熱烈なファンで、(あー、残り3つはビートルズ、ローリング・ストーンズ、ザ・フーですがな)結局、キンクスのメンバーと結婚して離婚した強欲な女でもある。で、このキンクスってのがクセ者でつまりはヒネくれたインテリのロックンロールバンドでしかないのに過大評価されているのである。これは英国音楽業界人間独特のヒネくれたインテリ=スノビズムを珍重する風潮に他ならない。キンクスフリークスだったクリちゃんはそりゃもうスノッブな女だったのだ。で、最初クリちゃんはまたまたヒネた英国音楽雑誌NMEの記者として活躍するワケだから類は友を呼ぶ。そんなクリちゃんにレコードデビューを勧めたのがこれまたスノッブなプロデューサーのクリス・トーマスでサディスティック・ミカバンドをワールドプロモートしたことで有名だ。まあ、ナニが言いたいのかといえば英国音楽業界人間の悪しきスノビズムはよろしくないというまっとうなメッセージだよ。それにしても冒頭goo音楽プリテンダーズ評のナント陳腐なこと。ライターよ、バッカだろ、耳が腐ってんじゃねぇのか、あースッキリした。