チャボとカナリアとインコと金魚から始まって動物を育てる趣味ももう半世紀。
小鳥屋も金魚屋もない田舎で誰かが飼っていた何かを育てているうちに品種のはっきりした何かを育てたくなり、更にはその中でも特にお気に入りの一つを手に入れることが憧れとなって追い求めながら手に入れては殖やし、遠くの業者まで運んで売ってはまた新しいものを追い求めながら暮らした学生時代(小中高)。
いつの間にかその中でもある特定の色種や形や品種に夢は膨らみ、いつか手に入れたいと当時の愛好会の会長に手紙を出したり、宅配の普及していない時代に国鉄貨物で何泊もかけて送ってもらったり、発送の連絡が電報で届き親に怒鳴られたり・・・。
購入金額を言ったばかりに子供の小遣いでは買えない金額に親が驚きそれ以後は二度と金額を聞かなくなったり。
板をのこぎりで切るのも釘を打つのも苦手で真四角が何故か台形になってしまうような鶏小屋を、大工仕事が得意な今は亡き父親が見事に完成させてくれたり。
数が増えた鶏小屋の整理のために父親が畑にアパート形式の鶏舎を建ててくれたり(俺が就職してからつい何年か前までは車庫になっていました)
驚かれるので七面鳥だと言って孔雀のペアを購入したり。
思えばあの当時からの思い出がつい昨日のことのように蘇ってきます。
土佐錦の尾の艶やかさを一日中見ていたくて・・・飼いたくて。
巻き毛カナリアの豪華さが究極の改良のように思えて・・・飼いたくて。
逆毛チャボのカールが愛くるしくて可愛くて・・・飼いたくて。
ボタンインコの青い色が衝撃的で・・・飼いたくて。
高いから欲しいんだろうと言われたことも数知れないくらいあったけれど、たまたま自分の琴線に響いたものが、更にたまたま珍しくて高価だったり入手困難だったり。
珍しいから欲しいのではなく、好きだから欲しいだけで、ただそれだけで半世紀。
就職して、趣味を満喫するために会社からは遠くて通勤が大変だけれど、心細いし気が遠くなる思いで買った家も今年ローンが終わりました。
何だか人生の締めくくりのような内容ですが、そう、欲しくて欲しくて死ぬまでに一度は手に入れたかった鶏。
それが白逆毛チャボの短足です。
どんなに好みのチャボを集めてもどうしても逆毛の短足だけは当時入手できないままに学生時代が終わってチャボを飼うには今の時代は条件が悪いけれど、でも欲しかったんです。
やっと手が届きました。
関わってくださった方々に感謝です。
小鳥屋も金魚屋もない田舎で誰かが飼っていた何かを育てているうちに品種のはっきりした何かを育てたくなり、更にはその中でも特にお気に入りの一つを手に入れることが憧れとなって追い求めながら手に入れては殖やし、遠くの業者まで運んで売ってはまた新しいものを追い求めながら暮らした学生時代(小中高)。
いつの間にかその中でもある特定の色種や形や品種に夢は膨らみ、いつか手に入れたいと当時の愛好会の会長に手紙を出したり、宅配の普及していない時代に国鉄貨物で何泊もかけて送ってもらったり、発送の連絡が電報で届き親に怒鳴られたり・・・。
購入金額を言ったばかりに子供の小遣いでは買えない金額に親が驚きそれ以後は二度と金額を聞かなくなったり。
板をのこぎりで切るのも釘を打つのも苦手で真四角が何故か台形になってしまうような鶏小屋を、大工仕事が得意な今は亡き父親が見事に完成させてくれたり。
数が増えた鶏小屋の整理のために父親が畑にアパート形式の鶏舎を建ててくれたり(俺が就職してからつい何年か前までは車庫になっていました)
驚かれるので七面鳥だと言って孔雀のペアを購入したり。
思えばあの当時からの思い出がつい昨日のことのように蘇ってきます。
土佐錦の尾の艶やかさを一日中見ていたくて・・・飼いたくて。
巻き毛カナリアの豪華さが究極の改良のように思えて・・・飼いたくて。
逆毛チャボのカールが愛くるしくて可愛くて・・・飼いたくて。
ボタンインコの青い色が衝撃的で・・・飼いたくて。
高いから欲しいんだろうと言われたことも数知れないくらいあったけれど、たまたま自分の琴線に響いたものが、更にたまたま珍しくて高価だったり入手困難だったり。
珍しいから欲しいのではなく、好きだから欲しいだけで、ただそれだけで半世紀。
就職して、趣味を満喫するために会社からは遠くて通勤が大変だけれど、心細いし気が遠くなる思いで買った家も今年ローンが終わりました。
何だか人生の締めくくりのような内容ですが、そう、欲しくて欲しくて死ぬまでに一度は手に入れたかった鶏。
それが白逆毛チャボの短足です。
どんなに好みのチャボを集めてもどうしても逆毛の短足だけは当時入手できないままに学生時代が終わってチャボを飼うには今の時代は条件が悪いけれど、でも欲しかったんです。
やっと手が届きました。
関わってくださった方々に感謝です。