どうだろう。
胸はまだ白いままだが,クビが少し赤くなってきただろうか。
以前,期待のあまり,ちょっとも赤くないものが,赤くなってきたように見えたことがあったが,今度は?
赤くなる,と言っても,赤褐色になるのだが,今度こそ,変わってきたような気がする。
あと,もう少しの間,ここにいて,ちゃんと夏羽を見せてほしい。
ところで,この子,ここで,魚を捕食していたが,この魚,なんだろう?
結構大きい。
アカエリカイツブリの全長(横たえたときのくちばしの先から尾の先までの長さ)が,40〜50cmなので,20cm位はありそう。
そして,平べったい。
しかし,カレイやヒラメのように目が寄っておらず,小さな目が上についている。
また,尾びれに,黒い斑点模様がある。
どこからともなく,マゴチ,という名が,ふと降りてきた。
仕入元は不明だが,脳のどこかにしまわれていたようだ。
仕入元は不明だが,脳のどこかにしまわれていたようだ。
マゴチを,ネットで検索して調べてみると,宮城県沿岸にも生息しており,5〜6月の産卵時期は,河口付近に集まる,という。
成長して大きくなると50cmを超す,というから,これがマゴチだとしたら,まだ子どもサイズのようだ。
食べたことはないが,白身で,夏のフグとも呼ばれるくらい,美味しい魚,ということ。
ただ,このヒトは,飲み込むのに,かなり苦労していた。
味や食感など,どうでも,飲み込みやすい魚が良いのだろうが,こういう魚を捕らえてしまったあなたが悪い。
ようやく,無事に,ごっくん。
今,喉を通過中。
あんな平べったくてでかい魚を,よくぞ飲み込んだ。
この体であの大きさの魚だから,今,デカ盛り完食後のギャル曽根並みに,胃が膨らんでいるのではないか。
あんなの食べても飛べるのか?
こういうふうに,首を伸ばすと,首の色がよくわかる。
3月31日に福島北部から宮城県南部の港や河口を巡回したとき,31羽をカウントしたが,今は減少してきている。
繰り返しになるが,どこかで誰かが,きれいな夏羽になるまで,居残ってほしい。
繰り返しになるが,どこかで誰かが,きれいな夏羽になるまで,居残ってほしい。
(2024/04/19 アカエリカイツブリ)
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