三条右大臣の歌で知られている百人一首、
名にしおはば 逢坂山の さねかずら
人に知られで くるよしもがな
我;高尚先生は、この歌の中にある「さね」と言う言葉について書いています。もう一般には誰でも知っているのではと思いますが、私には初めてのことだったので驚いて読んでいます。
というのは、このさねがずらの「さね」というのが女の人の名であるというのです。要するに、「さね」という女の人に送った歌なのだそうです。さねさんの名を「逢坂山のさねがずら」として詠むなんて、三条右大臣も随分と洒落っ気のあるお人ですね。改めて感心しました。
恋しい恋しい、逢いたい逢いたい「さねさん」「さねさん」。誰にも知られないように逢えないでしょうか、というような意味なのだそうです。
さねさん当てに作った歌だったとは本当に驚きました。本を読むということはすばらしい体験ですね。今更のように感じております。
9月の始め頃より、もういい加減に、高尚先生の項を終わりたいと思っているのですが、なかなかこの本が放してくれません。今少しお付き合いお願いします。
名にしおはば 逢坂山の さねかずら
人に知られで くるよしもがな
我;高尚先生は、この歌の中にある「さね」と言う言葉について書いています。もう一般には誰でも知っているのではと思いますが、私には初めてのことだったので驚いて読んでいます。
というのは、このさねがずらの「さね」というのが女の人の名であるというのです。要するに、「さね」という女の人に送った歌なのだそうです。さねさんの名を「逢坂山のさねがずら」として詠むなんて、三条右大臣も随分と洒落っ気のあるお人ですね。改めて感心しました。
恋しい恋しい、逢いたい逢いたい「さねさん」「さねさん」。誰にも知られないように逢えないでしょうか、というような意味なのだそうです。
さねさん当てに作った歌だったとは本当に驚きました。本を読むということはすばらしい体験ですね。今更のように感じております。
9月の始め頃より、もういい加減に、高尚先生の項を終わりたいと思っているのですが、なかなかこの本が放してくれません。今少しお付き合いお願いします。