白いミニチュア・シュナウザー ちぃ君 ( CALL ME JOE ) と共に

白いミニチュア・シュナウザーちぃ君のパパとママが綴るちぃ君の日記

ミニチュア・シュナウザーの断耳・断尾について考える

2011年05月31日 | プロフィール


断耳して立った耳、断尾してピンと立った短い尻尾
まさにこれがスタンダードスタイルのミニチュア・シュナウザー だ !
残念ながら、ちぃ君 & もっ君 は、断耳をする事が出来ませんでした。
本当は断耳して ・・・ 
しかし、我が家に迎え入れた時ちぃ君 は生後6カ月を過ぎていたため断念いたしました。
何よりも綺麗に中折れした耳の形が良かった為その決断はすぐにつきました。 
もっ君 の場合は、ちぃ君 が切らなかったから ・・・ かもしれません。



 



彼らには、持って生まれた美しくバランスよく中折れしたナチュラル・イヤーが良く似合うのかもしれません。
我が家に来てから耳が立つような事はありません。
常に綺麗に中折れしている可愛い耳です。
だから、時折り向かい風に当たった時耳が立つのを見ると耳の大きさ形の良さに見とれる事があります。 
     ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 
断耳していたらどんな感じになっていたのだろうと思う事があります。
彼らのパパとママがあまりにも素敵なので ・・・



      きみまろ ( パパ ♂ ) 



         うらら ( ママ ♀ )    



らしさ ・・・
ミニチュア・シュナウザー とはこういう犬種であると言う事が端的に表れている画像です。 
我が家にんこんな素敵な白いミニチュア・シュナウザーを迎えたい
ちぃ君 & もっ君 を素敵な白いミニチュア・シュナウザーに仕上げてみたい ・・・ 
その想いは今も持ち続けております。 



 



ミニチュア・シュナウザーは、断尾と断耳によってその精悍さを手にし美しさを身にまといます。 
ドッグショー会場に行って彼らの晴れ姿を見られた方は誰もがその美しさに魅了される事でしょう。
時には断耳していない仔もいますが ・・・
最近の傾向として動物愛護の精神を建前に断耳や断尾までも虐待視扱いされているようです。 
シュナウザー・ファンの方々のなかにその様なご意見が多いのか私には分かる術もありませんが
ドッグ・ファンあるいはペット・ファンのなかにその数が着実に増えて来ている事は確かなようです。 
しかし、よく考えていただきたいと思うのは、断尾や断耳の処置が終わった後のケアに
                         人がどれほどの愛情と手間を惜しまず掛けているかという事です。
断尾や断耳の処置がその後の健全な彼らの精神性格を歪ませてしまうなどと仰る方々がおられますが
その彼らが飼い主や他の人たちに咬みついたり、犬社会で孤立してしまったりしているでしょうか
大方の仔は他の処置を施されなかった仔たちと同様に楽しく飼い主さんと遊んだり
                         仲間や新しく知り合った仔たちとランを楽しく駆け回っています。 
断尾や断耳が人間のエゴだと仰る方々は、避妊や去勢がエゴではないと言いきれるものでしょうか
どちらも彼らの意としない事を人の意によってわが身に施される事は同じではないでしょうか
拝金主義や無計画な交配によって生み出される不幸な命 ・・・ 
少しでも長生きしてほしいのは人として当然の願いかもしれませんが本当にそれで彼らは幸せなのでしょうか
自然の状態のなかで限りある命を全うさせてあげる ・・・ 
全身麻酔をすれば痛みが無いから大丈夫 ・・・
その麻酔から覚める事が無かったらあなたはどう思われますか ・・・ 
人が彼らの為に良かろうと思ってする事の、どの事を見ても同じ様な気がいたします。 
言い出せばきりがありません
彼らの基本的なお手入れさえも ・・・ 
爪切り・歯石取り・歯磨き・ブラッシング・耳のお手入れ 云々 ・・・
彼らが嫌がるものであればストリッピングやトリミングさえも ・・・ 
しかし、彼らはそれらのお手入れのあと極端にいじけてしまったり貴方に咬みついてきたりするでしょうか
いいえ、そうではないと思います。
嫌いなお手入れが終わってしまえば、いつもの様に甘えてくるはずです。
彼らとの間に信頼関係が成り立っていれば断尾や断耳は虐待の域には存在していないものです。 
断耳や断尾、ストリッピング直後の彼らを見て
『 痛そうで可愛そう 』 『 何て姿に 』 『 こんな事をこの犬種はしなくちゃいけないの 』云々 ・・・ 
日々のお手入れもを自らする事もなさらず動物愛護を建前に
                         言葉の暴力をふるわれる方々もおられるようです。 
人それぞれ立場によって見解の相違はありますが生き物を生き物ではない物として接しない限り
その後の彼らが穏やかな生活を送る事が出来る限り
常にそこには動物愛護の基本的な精神が宿っていると思っております。 
愛おしむ心を持って常に接する処に動物愛護の精神が宿ると思っております。 
ミニチュア・シュナウザーと共に暮らすという事は、彼らがその生涯を全うするまで
健康管理から被毛の管理まで様々な事に取り組まなければなりません。
ミニチュア・シュナウザーは、スタンダードと言われるスタイルを作り上げ
                          維持する為に最も手間と時間が必要とされる犬種なのです。 
それは、彼らと根気よく接する事と深い愛情がなければ納得のいく域には達しません。
断耳・断尾はその最も大切な初期のステップなのです。 
その処置のケアによって彼らとの信頼関係がより深められて行くのです。 
安易に切って取ってしまう様な事務的な処置ではないのです。 



 


私は彼らに対して行われるすべての処置を肯定も否定もするつもりはありません。
なぜならそこに彼らを愛おしむ心が存在するのであれば 
                       それは彼らと私たちの関係にとって大変重い意味が生じるからです。 
深く悩まれた末の決断に誰も異を唱える事は出来ないと思っております。 
ただし、結果を何も考えず、リスクを負う覚悟もせずに短絡的に下された決断は別ですが ・・・ 
ハイ !

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                                   by ちぃ君 & もっ君 の パパ

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4 コメント

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こんばんは☆ (かーか)
2011-05-31 21:23:56
ご無沙汰しています
最近忙しくパソコンに向かう時間が取れなかったのですが、今日久しぶりに開けました
ブログランキングのアンケートにこの話題がありましたよねかーかもこのアンケートに答えましたが、コメントを読んで頂けるとvivi家だとすぐにバレちゃいますよ~~~
viviはウチに来た当初は垂れ耳だったのですが、だんだん立って来てまさに”うさぎ”になってしまいました・・・。それが残念でなりませんでしたが、あまりのバランスの悪さとシュナらしさに欠けると言うことで、泣く泣く断耳しました断耳の時そばにいましたが、その時は可哀想なことをしてしまったと後悔・・・でも今では耳のトラブルもなく、お手入れも比較的楽なのでよかったのかなと思っています
しばらくは耳を触らせないようにするのが大変でしたが、カップ麺のカップでカラーを作ったり、キレイな立ち耳になるようにギブス的なものを作ったりなどviviには手をかけました。断耳をしたからと言って歪んだ性格でもなく、人懐っこくて、人間の言葉もよくわかる立派なコに成長してくれたなぁ(←かなり親バカでスミマセン)と思っています
ちび達も本当は断耳しようと思っていたのですが、諸事情により断念しました何もされていないこのコ達の方がよほど人間やワンコに対して警戒心が強く、よく吠えてます・・・育て方によるものだとは思いますけども。
返信する
かーかさんへ (ちぃ君&もっ君のパパ)
2011-06-01 10:43:01
これはとても難しい問題かもしれません。
しかし、その後のケアをちゃんとしてあげることが前提ならばいいんじゃないでしょうか
感情的な言葉を使って単に自分の想いをぶつけてこられても
それを受け止めろ方々は戸惑うばかりでしょうね。
とても大切にしている家族なのですから・・・
大切に愛おしんで接している事を否定されてしまうのですから戸惑ってしまうのは当然でしょうね。
体に怪我を負わせ生きていくのに支障をきたす行為と区別すべきではないでしょうか。
動物愛護の根本とは何か良く考えてから言葉にして欲しいものですね。
悩みに悩んで出した結論は、飼い主さん御本人にしか分からない辛いものがあるのではと私は思っております。
彼らの為によ彼と思ってされる事なのですから・・・。
ハイ      
返信する
どんな姿でも可愛いウチのこですが。。 (ハンナママ)
2011-06-12 04:44:38
今頃この記事へのコメントすみません。

前回の足利オフ会でお会いした白シュナパピー尻尾付きのハンナのママです。

いつも読み逃げさせていただいてますが、この記事を読んだ後、数日ハンナを観察して私が思った事。。。

家族の一員として家でくつろいでいる時、パパさんのお帰りに尻尾をブンブン振っている時。。。新米飼主の私にハンナの感情が分かり易いなどなど。。長い尻尾は便利で可愛いなぁと思います。

しかし!ちぃ君もっ君ほど立派ではないにしろ、やはりバランスが悪いですね。パピーっぽさが抜けてきたので、益々そう思います。
尻尾はとても細く毛は飾り毛の様な毛質で少なく。
ホワイトシェパードの様に身体とマッチングしているならまだ統一感があるかもしれませんが、お散歩時の姿を見ていると、尻尾が貧弱で浮いています。

使役犬から愛玩犬となってからもスタンダードとされてきているスタイルは、やはり最も美しい姿なのだなと思います。

そして尻尾があって垂れ耳でホワイトの場合、マルチーズmixのシュナカット?え?何犬?と聞かれてしまうのです。マルモの仲間だと一目で分からないのです!
シュナママとして、これは残念。

  ハイッ!
返信する
ハンナママさんへ (ちぃ君&もっ君のパパ)
2011-06-13 10:35:22
本来、感情を最も表す尻尾を切ってしまうところから始まってしまった事は
シュナウザーの生まれたままの自然な姿からすると不幸な出来事かもしれませんね。
ピコピコ動く短に尻尾を見慣れてしまった私 ・・・
長い尻尾の良さを味わおうにも無い物ねだりになっております。
尻尾の動き一つをとっても個性は様々です。
ちぃ君は、あまり動かさないタイプの仔
もっ君は、とても良く動かすタイプの性格の様です。
断尾については、ブリーダーさんの考え方が良く出る事なので
お手元に迎えられる頃は、私たちの意思が反映される事が殆んど無い事が現状です。
ワンちゃんたちを迎える時に良く検討を重ねてと言われる事の一つに
その犬種の特徴や生後間もなくしておかなければならない事の有無を知っておく事
この事は、共に暮らしを始めようとする者の義務の様な気がいたします。
また、ペットショップ、ブリーダーさんが説明しなくてはならない大切な事と思います。 
私たちはその事を理解したうえで彼らと共に暮らすか否かを決めなければなりません。
断耳、ストリッピングの段階では、私たちの意思が直接反映されますが
ブリーダーさんや、同じ犬種のワンちゃんと暮らされている方々に広く意見を求める事も大切かと思います。
その犬種らしさを求めるのか、彼女または彼らしさを尊重するのかは私たちの心構え一つなのだと思います。
どの仔も、可愛い愛おしいという事に姿形だけで左右されるべきものではないと思っております。
私たちの愛情に素直に答えてくれるところに本当の可愛らしさ愛おしさが生まれてくるものと思っております。
ワンコ達と暮らしを始めるという事は、思った以上にいろいろな事を熟慮しなくてはならない事を
共に暮らし始めてから知る事になるのですね ・・・ 。 難しい ・・・
ハイ   
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