今日は、朝から耳周りとお尻周りのお手入れをしようと思い
トリミングの道具を揃えていつもの様に始めました。
先々週少し強めにオーバーコートを抜いてアンダーコートも部分的に抜いてあったので
お尻周りのAラインも整えておこうと ・・・
耳周りが終わろうとした時
ムズムズ ・・・
ここのところコートが長めでなかなか思った様に短くお手入れできないので
またフルストリッピングしようかどうしようか思案いたしておりました。
抜こうか抜くまいか ・・・
毛量の少ない彼らをS&PやB&S、Bと同じようなお手入れをと思って始めたストリッピング
しかし、私はこの10カ月間のお手入れを通して
白いミニチュア・シュナウザーの本格的なお手入れの難しさを痛感致しました。
白いミニチュア・シュナウザーの白さを保ちながら ・・・
少ない毛量をどうカバーするか ・・・
出来るだけ彼らに負担を掛けずに ・・・
シュナウザーのブリーディング、トリミングにおいて造詣が深く経験も豊富な
『 魔法の手の持ち主 』 とも呼ばれる ちぃ君 & もっ君 のブリーダーさんから御指導頂いた事が
昨日の様に思いだされます。
ミニチュア・シュナウザーのストリッピングにおける皮膚の管理と被毛の管理の難しさ
個体ごとに違う体型、毛質や毛量に対応するトリミングの難しさ
ましてや、白いミニチュア・シュナウザーのトリミングの難しさは
本格的にやろうとすれば他のミニチュア・シュナウザー以上に難しいと ・・・
白いミニチュア・シュナウザーの被毛は、ストリッピングによって他のシュナウザーと同じように
オーバーコートは太く硬いものに生え換わります。
他の色のミニチュア・シュナウザーの場合これに加えて、より濃い色素と艶を得ます。
ここで問題となるのがオーバーコートがより濃い色素と艶を得ることです。
白いミニチュア・シュナウザーの場合差毛が出たり、オーリーなオーバーコートとなる為
毛先が少し薄い茶褐色の被毛になる事が多い事です。
これは必ずといってよいほど現れる現象の様ですが個体差によってその色合いの濃さはまちまちの様です。
ここまでは必ずといってよいほど通らなければならない関門ですが
白いミニチュア・シュナウザー特有の問題が次にあげられる事象です。
ストリッピング後、被毛や皮膚の管理が悪いと被毛が赤く変色する場合があります。
これは、かなり注意して皮膚のケアや被毛のお手入れをしていないと起りがちな現象です。
皮膚や被毛を常に清潔に管理しなければ白さを維持する事は出来ません。
皮膚のケアを怠るとわずかな毛根の傷に雑菌が繁殖して歩毛が薄い赤褐色化します。
これは、涙ヤケや髭ヤケとほぼ同様な症状となります。
そしてトリミング ・・・
白いミニチュア・シュナウザーは、白一色で、しかも毛量が少ない傾向があります。
当然、皮膚が透けて見えやすくボリューム感を持たせたトリミングが難しくなります。
その為に若干長めの被毛にして行く傾向になりがちですが、あまり長くすると束になり
いわゆるコートに割れが出来やすくなります。
この辺りのコートの長さの見極めとボリューム感とのバランスをどのあたりで取るのか ・・・
ショードッグにするわけではないのでここまでする必要はないと思われますが
やはり他の色のミニチュア・シュナウザーのスタンダードスタイルに近づけたいと思うと
白いミニチュア・シュナウザーが、まだこれからの犬種であるという位置付けを思い知る事となります。
もっと突き進んでみたいとの思いもありましたが
彼ら の肉体的な負担を考えるとこの辺りが潮時かと ・・・
一つ気が付いた事があります。
ストリッピングをした後彼らの四肢の被毛の吹きが少しだけ ・・・
ほんの気持ちだけ遅くなった様な気がするのです。
これは、私の主観的な見解ですが・・・
どうでしょうか ネ ・・・ ?
そして、今回決断した事は、一旦クリッパーで短くして様子を見てみようという事です。
彼ら も3歳と4歳、ストリッピングをいつ間やる事が出来るか ・・・
フルストリッピングは、彼ら を連れ歩く場合を考えると・・・ 。
それに、いくら慣れたと言っても痛い事には変わりはないだろうし ・・・
お尻周りなんか痛そうだものなぁ~ ・・・
っという事で、久しぶりにクリッピングで 丸坊主 です。
ハイ !
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by ちぃ君 & もっ君 の パパ
オレンジが好きだなあ。
う~ん、グリーンも良いなあ。。
鮮やかな色が彼らに良く似合います。
次はどんな色にしようかなぁ~・・・
ハイ