未来への便り アドバンス

学校職員を定年前に辞めました。そして株式会社を設立しました。AIを学びながらブログの記事をアップします。

グーグルチャンネルより-The story behind Google Chrome

2008年09月06日 14時32分58秒 |      +ブログ
The story behind Google Chrome


グーグルが公開しているグーグルチャンネル(YouTube上)からThe story behind Google Chromeです。

同じくマンガ版もあります。コチラ

技術的にjavascriptのV8というエンジンを使っています。それにFLASHとWEB Kitを組み合わせでブラウザの概念を超えようとしているように思えます。

ブラウジング体験を向上:「V8」エンジンに込めた高速化の願い、Google Chromeの狙いとは - ITmedia エンタープライズ
"Googleが開発を進めてきたJavaScriptエンジン「V8」とAppleが無償公開するレンダリングエンジンの「WebKit」の組み合わせがその原動力になるという。V8という名称はV型8気筒エンジンに由来する。米国製自動車ではV8エンジンが高性能を表現するステータスシンボルであり、Google ChromeのV8はそのシンボルにあやかって命名されたものであるという。"

Google Chrome、ダウンロード開始 - ITmedia News
 新ブラウザはオープンソースのJavaScriptエンジン「V8」を採用。V8はC++で記述され、スタンドアロンでも動作するが、すべてのC++アプリケーションに組み込み可能。ブラウザの高速化を実現している。
 Google Chromeはオープンソースプロジェクト「Chromium」の下で公開されており、ソースコードは公開されている。


どうもキモは以下の記事にあるアプリケーションプラットフォームとしてのブラウザということのようですね。昨年、一時、盛り上がりを見せたAIR(ADOBE)SilverLight(Microsoft)などのRIA(Rich Internet Application)の技術を大胆にブラウザという形でリリースしたのがChromeであって、実は、OSの違いを吸収するアプリケーションプラットフォームを目指しているのがChromeであるといえるのではないでしょうか。

ブラウザの仮面をかぶったOS on the OS というみたいな。

ただし、現時点でwindowsにしか対応できていないという弱点があるわけです。それでもベータ版としてリリースに踏み切る蛮勇を人々はいろいろな意味を込めて「Googleだよねえ」というわけです。きっと。

下の記事にそこのところの技術的な難しさがかいてありますが、すぐに乗り越えることでしょう。


ブラウザデザインを変革したGoogle Chrome
- ITmedia エンタープライズ
  「アプリケーションプラットフォームとしてのブラウザ」というアイデアは、特に目新しいものではない。Appleは長い間、SafariはiPhone向けのアプリケーション開発プラットフォームであると宣伝していたが、このアイデアは多くの人々に受け入れられなかった。それにAppleは、Safariのセキュリティだけに限らず、セキュリティ全般をあまり得意としていない。Googleはセキュリティ分野では実績がないが、正しいアイデアを持っているようだ。

どのくらいのシェアがとれるかなんて、関係ない、新しくて面白いからやるのさ。新しくないって、でもやった人いないでしょ。

といってるかな。



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グーグルが描く検索エンジンの未来

2008年09月06日 10時02分57秒 | 生活ネタ-サービス
今日(2008-09-06)の日経の企業面に「グーグル次の10年へ (下)」が出ていました。そこに何かと使える面白い記述がありましたので、引用しておきます。

「聞けば何でも完ぺきに答えてくれる、昔ながらの大親友のような存在」

米グーグルで検索ビジネスを担当するマリッサ・メイヤー副社長は「究極の検索エンジン」をこう定義する。実現に必要なのは「完全な世界の知識と利用者の記憶すべてを持つこと」。次の十年どころか、ずっと先を見据えるグーグル。


という記述ですが、怖い気もします。自分の行動や知識の外部記憶としてパソコンに繋がった記憶装置(ハードディスクなど)を使うのではなくクラウド(雲)のあちら側のいわば外部の外部(天外天てんがいてんという中華料理店がありますが、そんな感じ)に自分の知識も行動も置くことに抵抗する思いがあります。
自分すら忘れていることが明確に記録されるとすると怖いですよね。

でももう、そこまで来てしまっている観が今回のブラウザの形をしたクローラー(サイト検索クローラーではなくて個人の行動検索のクローラー)・googleChrome(グーグルクローム)を見ているとそんな感じがします。

さらに行動ターゲティングを仕込んだyahoo!のポータルサイトを見ているとマイクロソフトがどうして手に入れたいかがわかる気がしますし、そのYahoo!がGoogleと手を組むと言い出すのを聞くと個人の未来はどうなるのでしょう。

こう考えるとjavascriptタグを使わせないgooブログが偉く見えてきます。(でもブラウザから情報を握られるわけか…)

遺伝子DNAに全てが記録されていてそのプログラムで人生が決まる式の少々オカルト系のアカシックレコード(ダヴィンチコードがベストセラーになった時についでに読んだ荒俣宏のレックスムンディで知ったのですが)みたいな話にもつながりそうです。それはそれで近未来小説としては面白いのですが…。

ちょっと、停滞していたIT絡みの話が動きが出てきたようで、ウォッチするのが楽しくなりそうです。暖かく見守りつつも、批判の目を忘れずという姿勢でいきます。

【CHROMEについての関連ブログ】
Going My Way: Google Chrome が出てからのブラウザーの利用状況内訳

Chrome利用規約の謎条項、ゴッソリ削除される : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログ  <・・・こういうことがあったようです。ちょっと面白い。

シロクマ日報 > Chrome が仕掛ける「軍拡競争」 : ITmedia オルタナティブ・ブログ

【関連メディア】
速さについて
「Chromeの速さはどの程度?」比較テストの結果 | WIRED VISION
3分LifeHacking:Google Chromeの便利な使い方、教えます (1/2) - ITmedia Biz.ID

やはり気になるこの記事
Chromeのプライバシー機能は穴だらけ? - ITmedia アンカーデスク
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