金正日総書記まだ四肢にマヒ残る

金総書記「四肢に障害」　中国政府、脳卒中と断定
【北京１４日共同】中国政府は健康悪化説が伝えられている北朝鮮の金正日総書記について、政府として「脳卒中で倒れ、今も四肢に障害が残っている」と断定していることが１４日、分かった。複数の中国筋が明らかにした。

はっきりとしてきましたね。中国も大胆にも病状を公開です。

また「（金総書記の父親の）故金日成主席は心臓発作で死去しており、心臓では致命的になる懸念があったが、頭だったのはまだ良かった」（同筋）と関係者の間で受け止められているという。

と、身内の感情に近い反応も伝えられています。

となると気になるのが後継争いですが、朝鮮日報の特集が面白いです。

金総書記重病説：「後継者問題のカギは軍部・側近・夫人」 | Chosun Online | 朝鮮日報

現在の事実上の金正日の夫人は金玉（キンオク）国防委員会課長なのですが、どこかの局の女子アナが読み違えないか今から気になります。

金総書記重病説：平壌に集まった3人の息子たち（上） | Chosun Online | 朝鮮日報
金総書記重病説：平壌に集まった3人の息子たち（下） | Chosun Online | 朝鮮日報

この２つの記事もなかなか。

韓国の新聞については

韓国の新聞社一覧 - Wikipedia

それぞれに特色があるようですが、時間がないのでリンクだけ。

韓国政府は、国内のことを考えて、今回の重病説はできるだけソフトランディングをしたいのでしょうけど、やはりメディアは違うようです。そのあたりから探るといろいろなことが見えてきそうですね。

wikipediaによると朝鮮日報は韓国の3大新聞（東亜日報、朝鮮日報、中央日報）の中で一番保守色が強いようです。今回の特集「金正日重病説」は3大新聞の中で一番力が入っているようにみえます。