未来への便り アドバンス

学校職員を定年前に辞めました。そして株式会社を設立しました。AIを学びながらブログの記事をアップします。

金正日後、韓国の読み、アメリカの読み

2008年09月11日 19時16分57秒 | 国際-北朝鮮
やはりこういう記事が出てきました。


韓国は情報に配慮も…金正日、政治活動は不可能!?
:ZAKZAK

>重病説が伝えられる北朝鮮の金正日総書記について韓国政府は「脳卒中から回復中で、深刻な状況にない」と発表した。米メディアは「重度の脳卒中で、障害が残っている」と報じ、病状に食い違いが生じている。金総書記は平壌の高官専用の診療所に入院中とみられるが、指導者としては致命的な症状に陥っている可能性がある。

>米FOXテレビは複数の情報機関当局者の話として「重度の脳卒中を患い、障害が残り、車いすを使っている可能性がある」と報道。「回復に向かっている」との韓国の発表を「米情報機関の受け止め方は違う。非常に重大に受け止めている」と伝えた。

>重村氏は「北は集団指導体制にあり、金総書記が指示しなくとも生きてさえいれば、統治に混乱は起きない」と分析する。


>中国人医師団やフランス人医師が急遽、平壌に呼ばれ、治療に当たったとされる。

一方中国の反応は

京都新聞:"金総書記に問題あると聞いてない 中国、健康問題で

>【北京11日共同】中国外務省の姜瑜副報道局長は11日の定例会見で、北朝鮮の金正日総書記の健康状態について「北朝鮮側からは健康に何か問題があるとは聞いていない」と述べた。

さて、六カ国協議の動きです。

ヒル米首席代表「北朝鮮の核検証、柔軟に」 : 北朝鮮情勢 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

>北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の米首席代表クリストファー・ヒル国務次官補は10日、読売新聞などに対し、難航している北朝鮮の核計画申告を検証する手続きに関する交渉について、「真の検証手続きが必要だが、形式については柔軟にやりたい」と述べ、北朝鮮に一定の譲歩を行う意思があることを示唆した。

>北朝鮮の強い反発に加え、健康悪化で金総書記の交渉指導力に今後影響の出る可能性もあり、ブッシュ政権が任期切れを迎える来年1月までに6か国協議の核交渉を進展させるには、核検証手続きの早急な合意が不可欠となっていた。

金正日後の予測も出るようになっています。

金総書記「四肢マヒの可能性」、元CIA部長が分析 : 北朝鮮情勢 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

>「病床にあるか、脳梗塞による四肢のマヒで表に出られないとみられる」とした上で、「国家の象徴である金総書記が9日、建国60周年の閲兵式に出席できなかったことで、北朝鮮人民に重大な不安と懸念を抱かせたのは確実だ」と指摘した。

>また金総書記が最高権力者の座から退く事態となった場合、「軍事委員会による集団指導体制に移行する」との見方を明らかにした。
(2008年9月10日14時33分 読売新聞)


謎の独裁者・金正日 テポドン・諜報・テロ・拉致


神保哲生、宮台真司、武貞秀士『第290回 金正日は核で何をしようとしているのか』


神保哲生、宮台真司、武貞秀士『第290回-2 金正日は核で何をしようとしているのか』




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6カ国協議と核査察問題と拉致事件ということ

2008年09月11日 13時40分38秒 | 国際-北朝鮮
今回の金正日総書記の「脳卒中」で倒れたという問題はいろいろな意味での国際情勢の火種になったことは間違いありません。

これを巡り、すごくダイナミックな動きが起こっているはずです。

といっても、一般市民の私たちに伝わってくることはごくわずかなのでしょう。

でも、そうであるならば、情報が過多な状態よりも、情報を探していく楽しみがあるのではないでしょうか。

そう考えました。これは面白いぞと。

人の病気を面白がるなと怒る人も出るでしょう。

しかし、一国の独裁者の去就をめぐる問題です。権力闘争、国家間の問題です。

関心を持って、悪いはずはありませんよね。

ネットで漏れてくる断片の情報と、それが流れてくる背景、意図、情報操作を見抜き(おそらく見抜くことはできないでしょうから、翻弄されるのだと思いますが)ながら、追っかけてみようと思ったわけです。

無謀にも、ですけど。

でもこのブログが掲げた、ブログはソーシャルメディアであるということを、少し考えるきっかけ、可能性を探るきっかけになると思います。

TB、コメントを通じて、いろいろなブログともリンクしていこうと思います。

六カ国協議
核査察
拉致問題
スパイ事件
北朝鮮の国情

そしてポスト金正日、あるいは、ポスト国家崩壊。

というテーマです。

カテゴリーも新設します。
「国際-北朝鮮」

北朝鮮クライシスの「新」常識(フォーサイトeBooklet)

北朝鮮「核実験」の内と外(フォーサイトeBooklet)

新聞が報じない「北朝鮮」(フォーサイトeBooklet)

北朝鮮 国旗バッチ

北朝鮮の歩き方

北朝鮮なんでも大図鑑

北朝鮮の不思議な人民生活

図解金正日と北朝鮮問題
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金正日北朝鮮総書記の健康問題 その3

2008年09月11日 09時10分31秒 | 国際-北朝鮮
時事ドットコム:金総書記、脳卒中から回復中=「深刻な状況でない」-韓国当局

という情報が韓国側から出ました。ひとまず混乱を回避という狙いでしょうか。それとも中国の医師団の確かな情報があるのでしょうか。気になるところですね。

その他のニュースを時事コムから拾っておきます。

時事ドットコム:金総書記の容体「情報ない」=核施設復旧は重大な過ち-米特使

時事ドットコム:金正男氏、7月末から平壌滞在

正男氏は北京に居住しており、金総書記の誕生日などの機会に短期間帰国するという。今回の帰国では金総書記の健康状態が悪化したため、長期の平壌滞在になったとみられる。(2008/09/10-22:25)

時事ドットコム:「金総書記影武者説」紹介=英メディア

10日付のタイムズ紙やインディペンデント紙は、重村教授が新著で「金総書記は2003年に糖尿病で死去し、それ以降、北朝鮮指導部は影武者を使っている」との説を唱えたと紹介した。(2008/09/10-18:58)

最後の記事は「どんだけ~」という感じですが…。


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金正日北朝鮮総書記の健康問題 その2

2008年09月11日 03時23分24秒 | 国際-北朝鮮
下の記事でいくつかの重要事項を拾ってみます。

米、北朝鮮の内紛や混乱懸念 金総書記の重病説(産経新聞) - Yahoo!ニュース

>米メディアは金総書記の重病説を9日午前(日本時間同日夜)から夕方にかけて、相次いで伝えた。米情報当局者が匿名を条件に説明したとみられる。

>6カ国協議の米首席代表、ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は北京で6日、同協議の議長国・中国の武大偉外務次官と会談したが、真の目的は金総書記の病状について中国から説明を受けるとともに、今後の対応について意見交換することにあったのではとの指摘も出ている。

>今のところ北朝鮮国内で、権力の権限移譲を示すような動きはないというが、問題は金総書記が病に倒れた後も、権力を掌握しているかだ。ロイター通信によると、米情報当局者は「多くの憶測を呼ぶことだろう」と述べている。

>米シンクタンク、マンスフィールド財団のゴードン・フレーク所長は「これまで核施設の無能力化などに消極的だった軍が主導権を握ることが、懸念されるシナリオだ」と指摘した。

>米情報筋は「後継者が決まっていない中、金総書記が指導力を発揮できない状態が続くと内紛や混乱につながる可能性がある」と述べ、北朝鮮が混とんとした状態に陥ることへの懸念を示している。
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