沼田市と天狗の関係

先週沼田まつりが開かれた沼田市と老神温泉に行ってきました。

印象に残ったのが天狗。像の下に「奉仕への道」と書いてあったのが気になったのです。何か意味があるはずだと。



沼田駅前の修験者の格好をした天狗像

近くに天狗の霊峰・迦葉山があります。迦葉山弥勒寺。

こんな記述が見つかりました。

迦葉山龍華院弥勒寺 - 群馬B級スポット

天狗の霊峰として知られる迦葉山弥勒寺。

なぜ天狗か、ざっくり簡単に言うと、 室町時代中期に迦葉山を復興した天巽慶順と言う偉い僧がおり、その付き人に中峯と言う高僧がいた。

中峯は天巽慶順禅師に師事し布教の補佐を努めたが、長年童顔のまま姿が変わらず神童と呼ばれていた。 天巽慶順禅師の退役の際に中峯は、「実は私は迦葉山の仏の化身である。救世の為に仮の姿でこの世に現われた。目的を果たしたので今後はこの山に霊し衆生の救済をする」と言って昇天した。 姿を消した跡を見ると天狗の面が残っており、これを祀るようになったという。 そんな訳でここは天狗の寺として有名。 天狗の面が多く奉納されている。

なるほどこの天狗の像は中峯というわけですね。

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