愛しい風

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庭に咲く花便り・いつか何処かで見た風景・ 旅先での一期一会・心の小箱のお気に入りたち。 移りゆく季節の中で、日々の想いを綴っています。 風を感じて立ち止まっていただければ 嬉しいです。                                                     

遥か230万光年の彼方

2011-07-06 00:47:45 | 思うこと

           

遥か230万光年の彼方。

私たちの宇宙である銀河系のすぐ隣にあるアンドロメダ座大銀河。

永遠とも思える距離と時間の彼方にもうひとつの宇宙が存在する。

気の遠くなるような遠い場所から星たちは美しい光を放って私たちを魅了する。

でも誰もが今この瞬間のその姿を見ることは出来ない。

何百、何千万光年前に放たれた映像を、私たちは見ていることになるからだ。

この世に永遠と呼べるものは何ひとつない。

降り出した雨もいつかは止み、深く沈みこんだ愁いもやがては記憶の襞に織り込まれてゆく。

でも魂は永遠に旅を続けているという。

気の遠くなるような長い時間を旅して今この瞬間を生きている私たち。

宇宙の果てまで辿り着けばそこには何が待っているのだろう・・

永遠の旅の途中でいつか私たちはその答えを手にすることが出来るのだろうか・・・

 

 

 

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