「愛しい風」へようこそ・・
庭に咲く花便り・いつか何処かで見た風景・
旅先での一期一会・心の小箱のお気に入りたち。
移りゆく季節の中で、日々の想いを綴っています。
風を感じて立ち止まっていただければ
嬉しいです。
本日3月5日は啓蟄(けいちつ)ですね。
これは二十四節気のひとつで冬眠して縮こまっていた虫たちが
穴から這い出てくる頃という意味ですね。
実際には虫たちが活動を始めるのはもう少し先のようですが、
芽吹きが感じられ一雨が降るごとに気温が上がって春に近づいていきますね。
日射しも少しずつ柔らかさを増してくるようです。
『春』
さて「はる」という言葉は「万物が発する(はる)」「天候が晴る(はる)」「木の芽が張る(はる)」
という意味を持つようで、天候に恵まれて新たな希望に溢れる季節の象徴のようです。
『和の色』
この時期を和の色で表わすと私は撫子色(なでしこいろ)でしょうか
淡いピンクが春を告げている気がします。
『今日は何の日?』
珊瑚の日。3(さん)と5(ご)でさんごの語呂合わせ。
そして珊瑚は3月の誕生石なのだそうですよ。
『今日の誕生花は?』
ミツマタ(三椏) クンシラン(君子蘭) リナリア
ミツマタ(参考画像)
私の地域では春を待ちかねたように、今ぐらいの時期になると咲き始めるミツマタ。
少しうつむき加減に恥らうように咲く様はとても愛らしいです。
その枝が必ず三つに分岐する特徴があることから三椏(三又とも書く)という名が
ついているそうです。
桜が咲く頃に桜並木にこのミツマタの木があると、
まるで水彩画のような春色の風景を見せてくれます。
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