少し春めいてきたとは言え、まだまだ寒い日が続きますね。
私の住んでいる地域は比較的温暖とはいえ、昔に比べると雪が降る日も多くなりました。
3月は暖かい日が続いたかと思うと急に冷え込んだり、
晴れ間が出ていても見る見るうちに雲に覆われてしまったりと、
不安定な毎日が続くことが多いですね。
一雨降るごとに気温が上がってゆくと言われますが、
年明けから寒い日が続いていたので、
しだれ梅の花も今になってようやく見頃となりました。
先日行こうとしていた隣県の「梅祭り」はまだ咲いていなくて行けませんでした。
今やっと2分咲きくらいだそうで・・
この分では桜の開花宣言が聞けるのもまだまだ先になりそうです。
さて桜と言えば毎年あちらこちらの桜を見に出かけていますが、
今までに圧倒的に美しいと感動したのは、長野県伊那市にある高遠城址公園の桜。
「天下第一の桜」といわれるここの桜はソメイヨシノよりも小ぶりで赤みが強い
『タカトウコヒガンザクラ』という品種です。
城址公園内の1500本の満開時には、見上げると空が隠れて見えないほどに
すべてが薄紅色で染め上げられて、
その美しさは圧巻でため息が出るほどです。
全国的にも有名なのでシーズンになると25万人以上の人が訪れるようです。
混雑ぶりも見事ですけどね(笑)
何度か行っていますがかなり前なので、デジカメ画像がなくてごめんなさい→こちらをどうぞ
そしてもうひとつご紹介したいのは奈良県吉野町にある吉野山の桜
こちらは高遠とは違い、『シロヤマザクラ』なので、
間近で見ると淡くて華やかさには欠けますが、その数3万本。
下千本・中千本・上千本・奥千本と麓から咲き上がっていくので、
見頃が約一ヶ月間と長く楽しめるのです。
私は中千本・上千本が全体に咲き揃った頃が、
山全体に淡い霞がかかったように見え一番の見頃だと感じます。
儚げで可憐な山桜で埋め尽くされた様は「一目に千本見える豪華さ」という意味で、
「一目千里」とも言われているようです。
日本一と言われる「吉野の千本桜」
世界遺産の吉野山が霞にけむる春をぜひ一度ご覧になってくださいね。
さて最後にご紹介するのはいつかは行ってみたいとずっと思い続けている
じゃらんで見た「美女と野獣のコラボ」と書かれたフレーズに一目惚れしてから
数年来の憧れの桜なのです。
この妙義山は日本三大奇勝のひとつで、私はこのような岩峰が大好きなんですよね。
奇山怪峰とか言われるダイナミックで男性的な感じがカッコイイ
「妙義山さくらの里」では妙義山の岩峰を背景に美しい桜が咲き誇っています。
その対照的な様はまさに「美女と野獣」
ああ・・いつか行ってみたいなぁ。。。
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