「人間は遅疑しながら何かする時は、その行為の動機を有り合わせの物に帰するものと見える」。こちらも明治、大正期の小説家である森鴎外氏の名言。やはり物事と言うものは、その都度の経験を元に進めるものだ。小生の趣味も正にそうだが、電子系は、パーツの特性の組み合わせなので、要領を得ると作業は早い。慣れは時短に繋がるのだ。一昨日にキャプスタンベルト(2ミリ角)を交換したカセットデッキ(Victor「KD-970SA」)だが、日に日に馴染んでいるのが聴きながらでも解る。実際、クラシック音楽も聴いていて違和感は、交換(をした)当初よりは無くなっている。アナログオーディオは解りやすいのだ。最後までピンとこなかった、クロムポジションのレベル調整も既に終わっているので、折を見て、好きなショパンのポロネーズ集か協奏曲で、テスト録音をしてみよう。これからの予定は全て父の49日後である。まづ同じ趣味の旧友に会うのだが、それは彼のレコードプレーヤーの調整が目的だ。そこで話の流れでカセットデッキを譲る事になった。(実はその旧友からは、過去に色々と貰っているのだ。)こちらも軽度の故障をしてるが、修理をして渡す。取り敢えず「手持ちのパーツで間に合うのかな?」と。ちなみに機種は目下の処、SONYか、Pioneerの中級機にする予定だ。双方、音質もまあまあなので、普通に使うのならば問題はなかろう。既にSONYの方から手を付けているが、状態によっては小生が使いたい位の機種だ。外観が痛んでいるので、その保護の為に貼るステッカーも作った。帰宅後に見本を印刷して、現物合わせをしてみよう。尚、Pioneerの方はメタルテープが使えるが、ヘッドの表面が磨耗していおり、軽い研磨が必要である。
さて昨日の北朝鮮によるミサイル発射だが、それこそ「朝から晩まで」で、「その意図は?」てなものか?その理由としては、米韓による軍事訓練の延長への抗議とするのが順当だろうが、本当にそれだけなのだろうか?ちなみに NHK News Webによると「朝鮮労働党のパク・チョンチョン書記の談話を出しました」。とあり、その「談話では「とても危険で、誤った選択だ。無責任な決定は現在の状況を統制不能の局面に追いやっている」と非難した上で「取り返しのつかない、とてつもない失敗を犯したと知ることになる」として、対抗措置を示唆していました」と。しかしそんな脅しもいつもの事だ。それにしても、あの発射回数は過去最多だ。だから「他にも何か、理由があるんじゃないの?」と勘繰ってしまうのだ。只「話が通じない国」との評価も相変わらずだが、対話は金正日政権下の時代の方が、まだ出来た感があり、それが今や“訳わからん状態”なのだから困ったものである。現に金正日体制の頃には拉致被害者が帰国をしているのだから尚更なのである。
北朝鮮 “弾道ミサイル3発 いずれもEEZ外に落下か” 防衛省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221103/k10013880271000.html
米国、対中半導体規制に追随求める 日本など同盟国に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN280H80Y2A021C2000000/
特亜と言えば、中共の方の中国も含まれるが、米国政府は容赦なく締め上げる。日本経済新聞の記事によると「バイデン米政権は先端半導体の対中輸出規制について、日本など同盟国にも同様の規制の導入を求める。関係国政府と協議して早期の合意をめざす。米国では半導体の技術者が中国から引き揚げるなど対応を迫られている。日本の半導体産業でも米中対立の影響がさらに強まる見通しだ」との事。豊かになっても、他国に迷惑を掛ける無頼漢な国家は、効果的な制裁が必要なのだ。