「仕事を楽しくする為には、男にしても女にしても好きな人が近くに居た方がいい。だから僕は自分が好きな人を、まずゲストに呼んだり、レギュラーに加えたりする」。こちらも志村けんさんが言った事だが、何かのインタビューだろう。確かに仕事では、自身が「孤独ではない」と思うだけで、かなり充実感は違う。有意義な時間は、気の持ちよう次第でもある。父の一周忌を目指して制作を始めた家庭の記録映画は、昨日の休みで一気に半分まで進んだ。まだ粗削りな面もあるが、なかなか観応えがある。第一部は家族や親戚の紹介みたいな作品だが、当初の予定だった尺の半分も上がると、やはりひとつの作品を観た感が強く、そろそろどう第一部を〆るかを考えている段階だ。余談だが、昨日の作業用BGMは、クレンペラーでバッハの「ロ短調ミサ」とワインガルトナーでベートーヴェンの交響曲を5番から9番まで掛け、「ハンマークラヴィールソナタ」の管弦楽版を流した後にフルトヴェングラーでブルックナーの7番の交響曲を掛けた。それだけでも作業に費やした時間も解ろうてなものだ。
昨夜、久々にテレビ東京の「ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説」を観たのだが、そこで思わず「あばれる君の面白さを説明出来る人が居たら教えてくれ!」と。(まあテレビ番組なので、あばれる君がしている事は、番組の構成作家の企画なのも重々承知の上だが、)正直、関心もしなければ、アホ過ぎて話にもならず、おまけに不謹慎なので、「こんな事だから民放局のスポンサー離れが絶えないんだ」と思った。特に湯殿山総本寺「瀧水寺大日坊」に祀られている即身仏である真如海上人の取材が不謹慎で、まるで即身仏を茶化し、馬鹿にしているようにしか見えなかった。あばれる君も、番組にやらされているのだろうが、今までテレビで観た印象も、何処が芸人だか解らない人なので、その先入観もあったのかも知れないが、やはりその印象通りだった。全体に芸人のレベルも下がっているので尚更かも知れない。その不謹慎だが、創業者の性暴力が明らかになるにつれ、到頭、各方面からも敬遠をされるようになったのが「ジャニーズ事務所」だ。しかしながら自業自得とも言えるだろう。
こんな記事があった。「「性加害問題に参加国が“NO”」ジャニーズ Aぇ! groupがバレーW杯から排除された!《川合俊一会長は、直撃取材に…》」と。週刊文春の取材によると「今年9月からパリ五輪の出場権をかけて行われるバレーボールのワールドカップ。これまで約30年にわたりジャニーズ事務所のグループがスペシャルサポーターを務めてきたが、今年の大会では、ジャニーズタレントは一切出演しないことが「週刊文春」の取材で明らかになった」と。即ち「W杯のある参加国から「ジャニーズのアイドルが大会に関わるのであれば出場を取りやめる」と強い抗議があった」と。特にその手の事は海外の方が敏感だ。なので尚なのだろう。大会関係者もいう。「原因は、ジャニー氏の性加害問題に他なりません。イギリスの公共放送であるBBCがジャニー氏の性虐待を報じたことが大きいのだと思います。この番組は話題となり、その後のカウアン・オカモト氏による日本外国特派員協会での記者会見も世界中で報じられた。スポーツ界でもハラスメントが問題視される中、見過ごせなかったのでしょう」と。スポンサーも企業イメージがあるので、これからも“ジャニーズ離れ”が加速するだろう。それで『どこでもジャニーズ』状態が改善されれば、またジャンルの住み分けが出来た業界に戻る事と期待しよう。以前に元SMAPのメンバーの件で公正取引委員会が「独占禁止法違反」の恐れを指摘したが、見た通りの違反状態だ。寧ろ今まで、何の摘発すらないのが不思議でならない。
「性加害問題に参加国が“NO”」ジャニーズ Aぇ! groupがバレーW杯から排除された!《川合俊一会長は、直撃取材に…》
https://bunshun.jp/articles/-/64426