元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

先手を打っても、

2022-09-15 08:26:40 | 社会・政治




「腹の中だけで、幾ら先手を打っても、行為が伴わねば、追越されてしまうだけだ」。こちらもシェイクスピアの『マクベス』からだ。つまり「有言実行に勝るものなし」だ。昨日は整備が中途半端だったカセットデッキを仕上げたのだが、まだまだパーツを補充する必要があり、来月までにリストアップをして、ある程度の見積りを出しておこう。ゴム系パーツは、それだけ痛むのが早い。なのでストックは程々必要だ。それとDCモーターのテスト電源用の安定器は(やはり)必要で、無いと動作確認が出来ない。色々と作業をしていると、その不便さを痛感するのだ。最近は電子回路のテストもするので尚更なのだ。昨日は休みだったが、そこで引っ掛かった。何せ一々、動作確認をするのに、その機器に電源を入れなければならず、テストが出来ない。なので作業は全て本番。結果は早いが失敗をした時の代償が大きい。下手すりゃ周辺パーツまで壊れてしまう。それで何台かオシャカにした事がある。カセットデッキは高電圧の箇所と低電圧の回路があり、テスターで測るだけでは判断がつかない場合もあるのだ。しかしながらカセットデッキの故障は、7割方は機械トラブルだ。電子パーツもIC回路以前は大体、コンデンサが原因だ。なので余程でなければ修理が可能なのだが、電気が通ってる筈なのにモーターが回らない場合がある。だから正常動作時の状況を再現する為にテスト電源用の安定器が必要になる。そろそろ仕上げよう。1年位、御蔵にしていたカセットデッキが厄介な状態になっているので、早く原因を突き止めたい。



さて「巷では?」だが、静岡の幼稚園で園児が送迎バス内に置き去りにされて園児が死亡した事件があった事から、その注意喚起として、園児にバスのクラクションを鳴らす練習を園児にさせていたのをテレビ報道を見たのだが、何だかそこに違和感を覚えた。これは「園児に責任転嫁をしているだけではないか?」と。そもそも送迎した運転手がバスの中を見回れば良いだけの事。あの事件は、その幼稚園の園長が犯した事件だったが、園児の名を覚える以前の問題。安全対策とは、そう言う類いのものだろう。それでなくなとも人との繋がりが希薄な昨今である。コミュカ不足が招く、事件や事故が何と多い事か?だけどその原因も教育にある。それは旭川の中学でのイジメが原因の女子中学生凍死事件での学校と教育委員会での情報隠蔽に、深刻な現状を表していると思う。モンスターペアレントを育てたのも、そんな教育機関に問題がある。話は変わるが、あの「東京五輪」にまつわる贈賄事件については、誘致からしてゴタゴタしていたので、やはり尾を引いたとしか思えない。振り返れば、その全てに問題があったとしか言えないのだ。大体、(猪瀬都政を継いだ)舛添都政からして都知事が地金を出し、影響があったのだから、小池都政でも「流されるがままに開会式が始まってしまった」としか言いようがなく、幾らコロナ禍で翌年に延期になったとしても、手綱を締める者が上に居れば、あれまで悲惨な開会式もなかっただろう。(あれとて規模の問題だけではなかったか?)そこにアノ大手広告代理店の傲慢がある。何せ(あれ程までの)大型プロジェクトをひっくり返したのだから暴挙である。然もそこが韓流の仕掛人のような代理店だったので、全体が韓流ティストになってしまった。(そこに各発注先の謎がある。)それからの事件発覚である。やれやれである。



此処で訃報だが、フランスの映画監督のジャンリュック・ゴダール氏が死去した。理屈っぽい作風だったが、それは業界の出発点が批評家だったからだろう。嘗てはヌーベルバーグの旗手だった。その手の映画が好きな小生としては、どの作品も好きだが、敢えて紹介をすれば『ゴダールのマリア』を薦めよう。こちらは、アンヌ=マリー・ミエヴィル監督の短篇映画『マリアの本』(Le livre de Marie、28分)とジャン=リュック・ゴダール監督の長篇劇映画『こんにちは、マリア』(Je vous salue, Marie、80分)の二部構成で興行された作品である。これは「マリアの本」がある事で、ゴダール監督の『こんにちは、マリア』が引き立つ構成だ。バッハの音楽が、とても効果的に使われている。この作品は、マリアの処女懐胎を現代に置き換えたものだが、処々にゴダール氏ならではの拘りを感じる傑作だ。

映画監督ゴダール氏死去、ヌーベルバーグ「勝手にしやがれ」 仏報道
https://www.asahi.com/articles/ASQ9F5SN8Q9FUHBI02L.html
KADOKAWA会長を逮捕 組織委元理事への贈賄容疑―五輪汚職・東京地検
https://www.jiji.com/sp/v7?id=tokyogorin
橋本琴絵 @HashimotoKotoe
https://twitter.com/HashimotoKotoe/status/1567096020701691906?s=19
ファイアダンサー 六四天安門 @FireDancer_
https://twitter.com/FireDancer_/status/1569555396553232385?s=09



それと「これは流石にマズイんじゃないか?」と思ったのは、沖縄県知事選挙では、投票人数よりも、投票用紙が多い事が発覚した事だ。何やら米国大統領選時のような事となったが、あの当時は、中共絡みの疑いがあり、バイデンジャンプなる揶揄もあった。本当ならば選挙のやり直しが必要だが、そんな対策はないようだ。此処で気になるのが「本当の沖縄の民意」だ。そこの処がさっぱり伝わらない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あさましい誘惑

2022-09-14 10:17:20 | 独り言



「もし悪なら、成功を約束するような真実で始まる筈はあるまい?もし善なら、そんなあさましい誘惑に、なぜ膝を屈するのだ」。毎日のように取り上げているが、こちらもシェイクスピアの戯曲、『マクベス』の台詞だ。これこそ【悪魔との契約】だが、誰しも名声は一度は手にしたいものだ。(そこまで大袈裟でなくともだ。)さて今日は休みなので、モーターが無くて作業が出来なかったTEACの「C-3RX」と言うカセットデッキの修理だ。こちらは些か電磁スイッチ(ソレノイド)の調子も悪いので、その調整もしなければならないが、このblogの更新が終わったら取り敢えず組み立ててみよう。そんなこんなだが、この前に全ての調整が終わったLo-Dの古いカセットデッキは、やはりピンチローラーの摩耗が音に悪影響が出てきたので新品に交換した。すると低音のもたつきが無くなったので、改めて機械の基本動作を知る事となった。(古い機器だけに、尚更その効果が確認出来たのかも知れない。)それで試聴をしているのだが、問題がないようなので次は録音のテストでもしてみよう。まだ部品待ちのオーディオ機器は数台在るが、「これぞメイン!」と言い切れるカセットデッキがないので、それらしい物を見つけたら整備でもしてみよう。そんな処である。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽しんでやる苦労

2022-09-13 08:32:45 | 社会・政治




「楽しんでやる苦労は、苦痛を癒すものだ」。こちらもウィリアム・シェイクスピアの代表作である『マクベス』からの台詞だが、この言葉、普段でもよく使うので、特にコメントは要らないだろう。沖縄知事選が終わったが、結局はデニー玉城氏が再選だ。つまり、それだけ沖縄の危機が迫った訳だ。実は2019年4月の琉球新報によると「河野洋平元外相が会長を務める日本国際貿易促進協会の訪中団の一員として16~19日に訪中した際、胡春華副首相に対し「中国政府の提唱する広域経済圏構想『一帯一路』に関する日本の出入り口として沖縄を活用してほしい」と提案したことを明らかにした。胡副首相は「沖縄を活用することに賛同する」と述べたという」。てな事があった。要するに中共政府に沖縄を捧げる事を宣言していたのだ。そんな人が再選した。こんな時に本当の沖縄の民意を知りたいものだ。ちなみに糸満市議会(金城寛議長)での定例会では「玉城デニー知事に対し中国に厳重な態度で対応し、日本の関係省庁を通して中国に自制するよう働きかけることを求める意見書を可決した」ばかりである。(記事元:琉球新報)これは8月に中国軍が台湾周辺で行った軍事演習で発射したミサイルが沖縄周辺に飛んできた事から知事に陳情をしたのだが、どうせ上の空だろう。北海道も呑気な事を言ってられないが、「何故、日本の北と南は真っ赤っかなのだろう?」と呆れてしまう。



その南北だが、朝鮮への関わりが深い日本の各社媒体も、それ故に言動にも気を使うようだ。テレビ朝日の「モーニングショー」では解説員の玉川徹氏が、旧統一教会と自民党の関わりについてコメントをした際、その例えで北朝鮮を危険視した言動に問題があったようで、放送翌日に休んだのだが、それに対し、色々な憶測も出たようだ。テレビ朝日自体が、どちらかと言えば北側なので尚更なのかも知れない。安倍元総理の国葬についても触れておこう。先日放送のTBS「サンデージャポン」では、男女のアイドル2名が素直な意見を述べていたのだが、このテレビ局にあっては異例の出来事だった。それを観ていた人がtweetしていたので引用をするが、ゲストにはジャニーズWESTの中間淳太さんと令和のデヴィ夫人との威名を取る小浜桃奈さんが呼ばれていた。そこで中間淳太さんは「国葬の目的は弔うことと外交だと思っていて、国葬で各国の要人が来て、日本の成長の話し合いの場となるのに、国民がゴタゴタしていると国際的信用度も下がりかねない」。「旧統一教会の問題と国葬については別に考えるべき」。として「国葬を成功させるためにはどうしたらよいか、前向きに考えるべき」と発言。小浜桃奈さんに至っては「私にとって安倍さんは、もう、物心ついた時から総理大臣で、日本の象徴とされる方なので、国葬されるべき方だと思う」と真っ当な意見。だが反対派の意見を聞くと、肝心の論点が明確ではなく単に安倍さんが嫌いなだけで、結局は感情論に終始してしまうのは、とても情けないと思う。

玉川徹氏、体調不良で「モーニングショー」欠席 新型コロナ疑いはなし「明日は来ます」
https://www.daily.co.jp/gossip/2022/09/12/0015633011.shtml
安倍元首相にオーストラリアが名誉勲章…クアッド創設評価、外国籍で最高位の授与
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220831-OYT1T50199/
「一帯一路、沖縄活用を」 知事、訪中時に提案  中国副首相も賛同 定例会見で明言
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-909978.html
【話題】『国葬反対と中国への侵略戦争が全く結びつかず、ひろゆきにツッコミされまくりで、
返す理論がめちゃくちゃな洞口に対するゲストの表情…』

https://sn-jp.com/archives/95144
フィフィ @FIFI_Egypt
https://twitter.com/FIFI_Egypt/status/1568588214025469952?s=09
さいたか @saitoutakao523
https://twitter.com/saitoutakao523/status/1568810221493174275?s=19



特に冒頭の動画でも取り上げた杉並区議会議員の洞口朋子氏の国葬反対論は無茶苦茶で「国葬を行えば中国に侵略戦争をすることになる」と言うのはどう言う事か?当然、突っ込まれると、それにまつわる資料がある訳でもなし、自身の発言で自滅する御粗末さだ。反対派は、その程度のスタンスである。それに税金の事を言うと区議会議員も成り立つまい。無給でやれば、少しは説得力もあるかも知れない。ちなみにその安倍元総理だが、在日オーストラリア大使館は同国の連邦総督により、名誉勲章を授与すると発表。8月31日の事だった。読売新聞によると「日豪経済連携協定の締結や日米豪印の4か国による枠組み「Quad」(クアッド)の創設などを高く評価しているほか、世界中に大きな影響を及ぼした「自由で開かれたインド太平洋」の提唱などを安倍氏の功績として挙げている」との事。これも外交での成果だ。左派系野党は、安倍元総理の功績を疑った発言を繰り返すが、これぞその答えである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知恵も恩恵も恐怖も

2022-09-12 08:25:25 | 社会・政治




「おまえ達も皆、知っているように、慢心は人間最大の敵だ。運命を撥ね付け、死を嘲り、野望のみを抱き、知恵も恩恵も恐怖も忘れてしまう」。暫く続けているが、こちらもウィリアム・シェイクスピアの戯曲、『マクベス』の名台詞だ。確かに慢心は人間最大の敵だろう。全てを見失ってしまう。なので危険でもある。正に「驕り高ぶる事なかれ」だ。俳優の香川照之さんが消える寸前だ。それはパワハラやセクハラが原因だが、常軌を脱した行為は「なんで此処まで出来るのか?」と思う程、目に余るらしい。折角、この人、澤瀉屋で九代目市川中車を襲名し、梨園に復帰したのに、このザマである。しかしながら過去の芸能界では、その当人がどんなに卑劣でも、不思議と不祥事は表沙汰にはならなかった。だが今やネット社会だ。そんな素性位はすぐバレる。なので以前は芸の肥やしだった事でさえも、一般人同様の尺度で清廉潔白な人物像を求められるのだ。とは言え歌舞伎とて興行。元々は(その土地の)侠客が仕切っていた。そこで名を残す者も居たが、そんな世界だ。嘗て上岡龍太郎さんが言っていた。「芸人ちゅうんはなんや言うたら、落ちこぼれ人間ですよ。社会のはみ出しもん、アウトロー、いわば暴力団と一緒ですから。我々とヤクザは一緒。そやからあの、芸人とヤクザが癒着したらいかん言うけどウソあんなもん。根が一緒やから癒着もなにも、もともと同じタイプの人間やからね」と。これはピンでの全盛期にテレビ番組で語ったものだが、正にそうだと思う。その上で芸能人に清廉潔白を求める風潮については「政治家とか実業家とか宗教家とか教育者に代わってこっちが『いや、皆さん一生懸命やりましょう、真面目はいいことです』って言わないかんようになったんじゃ情けない世の中です。あの辺がしっかりしてくれたら私らも楽になるんやけどね」とも言っていたが、正にそうだ。現在は、横山やすしさんのような破滅型芸人は出づらい風潮だ。



その清廉潔白は、スポーツ界にも求められるが、それを言うと「国際五輪委員会(IOC)の金満体質はなんじゃい?」と思う。こちらも“地獄の沙汰”で、お金で不正位はどうにでもなる。面倒なのは、そこに政治力まで加味される事だ。だから開催国自体に問題があった時に「政治とスポーツは別」だと開き直られても白けるだけだ。それだけ関連の委員会は政治と癒着している。現に不祥事の度に政治家が絡むのは当たり前な状態だ。そんな天下り委員会だ。だから東京大会での不正も、今更驚いたような報道をされてはアホらしいだけだ。こちらも解体再編が望ましい業界だ。(あの開会式は、大手代理店が、関係業者に仕事を振り分けたい意図で、殆ど決まっていた案を全てひっくり返したと取られても仕方ない事態となってしまった。)IOCについては中共政府が、人道的な見地(ウイグル自治区でのジェノサイドや人権弾圧)からでも国際的に非難を浴びていたのに開催された「北京冬季五輪」に、その現実を見る思いだ。つまり「開催国は、何をしている国なのか?」だ。これで【平和の祭典】とは白々しい。



此処で凶弾に倒れた元総理の安倍晋三氏の功績を讃え、氏を偲ぶ為の国葬について触れておくが、9日に駐日ジョージア大使のティムラズ・レジャバ氏が自らのTwitterで見解を述べていたので紹介をしておこう。曰く「国葬をめぐってメディアや日本の一部のオフィシャルからあれこれと発言が出ていることを残念に思います。それどころか、故人に対する目に余る言動に心を締め付けられております」と。その上で「たったひとりでも国外からの来賓があるならば、国民が一丸となって対応することが日本の懐ではないのでしょうか」と意見を述べていた。更に「また、問題があるとすれば機会を改めて吟味すれば良いのではないでしょうか」と。そこで「今は政治ではなく日本全体の姿が試される局面です。私は、まったく必要なく悲惨な死を迎えてしまった安倍元総理の英霊を敬い、歴史に残る国葬となる覚悟で出席を表明致しました」と結んだのだが、その御指摘はごもっともである。

駐日ジョージア大使 安倍元首相の国葬を巡る報道に「国外からの来賓があるならば、国民が一丸と…」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ecf61a4554cce79d4b2ce25044c2fafdb15d8597
山上容疑者へ支援金100万円超に「気持ち悪い」と嫌悪感続出…減刑署名は8千人超えの止まらぬ擁護の波
https://jisin.jp/domestic/2133490/?rf=2
森喜朗元首相を参考人聴取 東京地検特捜部、五輪汚職めぐり複数回
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ9877C7Q98UTIL01S.html
上岡龍太郎「芸人とヤクザ」論に込められた「正反対の思い」とは
https://news.nicovideo.jp/watch/nw5779381
佐藤信顕@葬儀葬式ch 日本一の葬祭系Youtuberです @satonobuaki
https://twitter.com/satonobuaki/status/1568498407127552002?s=19



それだけ日本の左翼の感覚が狂っているのだが、こんな動きもある。女性自身によると「山上徹也容疑者(41)が、参議院議員通常選挙の演説中の安倍晋三元首相(享年67)を銃撃した事件から2カ月。現在、大阪拘置所で鑑定留置されている山上容疑者のもとに多数の支援が届き物議を醸している」と。勿論、反安倍派の動きだが、何だか山上容疑者が、伊藤博文を暗殺した「安重根」と重なる。つまり英雄視をされているのだ。そこで呆れたのが、その記事によると「署名サイト『Change.org』で7月15日から始まった検察庁長官宛の“山上容疑者への減刑を求める署名”はついに8000人を超えました。減刑を求める理由には“過酷な生育歴を鑑みての温情”と“本人が非常に真面目、努力家であり、更生の余地のある人間である事”などがあげられています」と。バックは何処だろう?たぶんソッチ系だと思うが、国葬を欠席する立憲民主党の女性議員2名と、社民党の女性党首は、揃って自慢気に、その出欠確認のハガキをSNSに晒した。それがどんなに恥ずかしい行為かは、全く自覚はないようだ。まるでアノ国の議員のようだ。ちなみに2ちゃんねるのひろゆき氏は、そんな者達に呆れ「人の葬式に行かない人は、黙って行 かなければいいだけです。「行きません」とわざわざ言う必要はないと思います」。「遺族と参列者に失礼です。葬式に行かない人に 「行くべきだ」という人は野暮です」。「弔意を表す、表さない、表し方は、個人の自由です」。「強制されたものは本心からの弔意ではないです」とtweetしていた。思わず聖書にある、ルカの福音書23章34節の「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか分からないのです」が頭に浮かんだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生は動く影

2022-09-11 07:44:40 | 社会・政治


「人生は動く影、所詮は三文役者。色んな悲喜劇に出演し、出番が終われば消えるだけ」。暫く取り上げているが、こちらはウィリアム・シェイクスピアの戯曲、『マクベス』からの台詞だ。動く影とは佳く言ったものだが、正に「色んな悲喜劇に出演し」である。その都度成長して行くものだ。涼しくなってきた。昼間は相変わらずだが、暦の上では秋である。頭が冷えると集中力が増すものだ。なのでこれから暑さで気が散って出来なかった事に手が付けられる余裕も出てくるだろう。頭が回ると浮かぶアイディアも在るものだ。唐突だが、ようやく安定した Lo-Dの古いカセットデッキについて触れよう。それはヤフオクで落札した。型番は「D-400mkII」と言う普及機である。1500円での出品だったが、誰も入札する者は居なかった。(なのでその金額で落とせた。)完動品だった。だが出品者は自身がなく、ジャンク品扱いだった。届くと確かに基本動作は問題なかった。だが違和感がある。それが回転ムラだった。調べてみると、モーターが経年劣化で寿命が尽きる寸前だった。それで最初は中古部品で代用していたのだが、モーターと(整流回路で使っていた)三端子レギュレータは、やはり新品でなければ駄目で、結局は、その問題箇所を一新する事となった。てな事で今に至る。安定回路は、コンデンサを使う事から、落ち着くまで時間は掛かったが仕方がない。とにかくようやく落ち着いた。入出力のズレも完璧に調整の上で合わせたので、位相も揃ったようだ。音質も気のせいか向上した。後はメイン機の SONYの中級機のフィルムコンデンサを交換するだけだ。まだ御蔵入りをしている物が数台在る。全て部品待ちだ。電磁ソレノイドの動作が甘い TEACの3ヘッドの高級機もある。こちらはモーターの交換も必要だ。御蔵になる前は、微妙な回転ムラがあったので、もしかしたら電源の安定回路にも、問題があったのかも知れない。幸い部品は先週に揃ったので、手を付けてみよう。長年使用していたので、色々と熟知したカセットデッキだが、まだ新しい発見が在るかも知れない。



さてエリザベス女王の国葬は、英国の君主制故に別に問題はないのだが、法的根拠を求める安倍元総理の国葬は、やはり問題はなかった。実は市民団体が、その中止を求め、告訴していたのだ。そこで理由だが、NHK News Webによると、その市民グループは「閣議決定による国葬の実施は法的根拠がない。国会の承認なしに予備費を使うのは違法である」として中止を求めていたものの、「横浜地方裁判所の岡田伸太裁判長は「閣議決定の取り消しを求める申し立ては法律の要件を欠き、緊急の必要があるともいえない。また、国葬の費用が国費から支出されることが、申し立てを起こした市民グループに対して重大な損害を与えるともいえない」と指摘」をした。則ちその判決には「法律の要件はない」としているのだ。確かに「市民グループに対して重大な損害」はない。簡単に門前払いされた。ちなみに野党の反応だが、立憲民主党は、泉代表が「悩ましい」と難色を示し、時事通信の記事では「社民党の福島瑞穂党首は6日の記者会見で、故安倍晋三元首相の国葬を党として欠席する方針を明らかにした。その上で「最大の理由は法的根拠がないことだ。出席しないのは(国葬に)反対だから当然のことだ」と強調した。共産党とれいわ新選組も欠席を表明している」と報じられていた。



安倍氏国葬、社民も欠席
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022090600695&g=pol
「国葬」予算執行停止など仮処分申し立て 退ける決定 横浜地裁
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220909/k10013810541000.html
月刊『花田』編集部 @HANADA_asuka
https://twitter.com/HANADA_asuka/status/1568140014068039680?s=19

そこで立憲民主党の辻本清美議員は自らのTwitterで「内閣府設置法の「国の儀式」は今まで憲法7条による天皇の国事行為のみ。そこに安倍元総理の葬儀を加えるのか。人の「死」は平等です。コロナで亡くなりご葬儀もできない方もいる。また安倍元総理は統一教会と深い関係があったのでは?でも調査もせず全額国費「国葬儀」?納得いかない。欠席します」と表明。例え方にも随分と無理があるが、極めて主観的なので、早い話が人間的に嫌いなだけだろう。憲法7条は、単なる後付けだろう。物事を碌に調べないで批判をするのは簡単だが、その場合は訳が解ると気まずいものだ。ちなみに国葬は政府予備費で行われる。その為の政府の貯蓄と言った方が解りやすいだろう。使うのは此処しかなかろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする