「自然でない行いは、自然でない混乱を生む。病気になった心は、聞こえぬ枕に秘密を打ちあける」。これも英国の戯曲作家のウィリアム・シェイクスピアの代表作である『マクベス』の名言だ。則ち物事は流れに沿ってやらないと単に理想論だけで終わり、それで悲しんでも何にもならないと言う事だ。「石に漱ぎ流れに枕す」なんて諺(ことわざ)もあるが、これも似たような例えだ。ヤフオクで落札したレコードが発送されたとの連絡があった。この次の休みには聴ける。全て78回転盤を復刻したもので、14枚組なので、かなり聴き応えがある。その幾つかは、78回転盤でも所有しているが、それでも LP盤で揃えるのは、時に78回転盤で聴くのが面倒になるからだ。だから良質な復刻盤が欲しくなる。只、それだけだ。古き良きウィーンフィルの音色が堪能出きる時代のレコードだ。届くのが楽しみである。タイトルは「The Art Of Bruno Walter With V.P.O.」なるSPレコードの復刻盤である。
さて昨日の休みで結局、やっていたのは、思いついたように組み立てたオープンリールデッキと作り直したDCモーターの為の安定回路を繋げたカセットデッキのエージングだが、前者はキャプスタンベルトが合わず、可動部品の動きに負荷があるので、改めてグリスの注入だ。尚、後者は何となく、その前に接続していた安定回路の方が効率が良かったので、再点検も兼ねて「元に戻そうかな?」と考えている。テスターで測った時は、大した問題がなかったのに不思議なものだ。やはりそろそろ作業用に直流安定電源と測定器が必要だ。双方共に高価なので予算を立ててからにしよう。そんな状態だったので、結局、映写スクリーンを吊るすバーには手付かずだ。それでも部屋は少しづつではあるが、片付いてきた。ビデオプロジェクターで、暫く映画を観ていない。その趣味の関係でも修理をする物がある。
さて「巷では?」だが、今月27日に行われる安倍元総理の国葬についてだが、自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との腐れ縁が明らかになってからは、その雲行きが怪しくなってきた。しかしながら岸田総理は、その理由を8月6日の広島市での記者会見では、こう述べていた。「安倍氏の憲政史上最長の任期、民主主義の根幹たる選挙運動中での非業の死は間違いなく他に例を見ない」と述べた。そのうえで、「敬意と弔意を国全体として表す儀式を国の公式行事として開催し、各国の代表をお招きするのは適切だ」と。その上で「様々な意見があることは承知している。具体的な規模や内容は今、検討を進めている」と。(記事元:読売新聞)だが最近になって、説明がしどろもどろになった報道をされている。それこそ先月に広島で言った事を言えば良いだけなのに「何かあるのだろうか?」と思ってしまう。
現在の岸田内閣の支持率は、37%位だが、これまでの支持率が、「なんでこれで?」と不思議だったので、各社媒体(新聞、テレビ)が、梯子を外した事で「本来の支持率がバレた」と思うのだが如何なものだろう?その分、「国葬反対に対する支持率が上がった」と。仕組みは簡単なのだ。だから「国民の大半が反対する国葬」とする報道は「単なる印象操作なのだ」とも言える。これこそ左翼の最後っ屁だろう。国葬が終われば、その安倍氏とて「過去の人」だ。批判をしようにも当人は居ない。数字はプロパガンダになるが、今回のそれは、特に解りやすい。元々何かの率なんぞは宛にはならない。少数派の声はデカイのだ。
安倍氏国葬は「適切」、岸田首相「憲政史上最長の任期・非業の死は他に例を見ない」
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220806-OYT1T50287/
安倍晋三さんのどこが国葬に値しない政治家なのか誰か教えてくれ
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ded1befedbbc1869639559c3d99bd52808390e8
「権力が大きくなりすぎた」共産党員が個人崇拝や指導部批判の文書公表 習主席念頭か
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5df3a9a059631ff23da01ca87ed92f2250a1d5a
で、最近の中国共産党なのだが、「内部分裂でも起こしたのかな?」てな事が、割と発生しているようだ。然もその情報が外に漏れるので、尚更に「内部統制が取れていないのではないか?」と思うのだ。テレ朝ニュースによると「中国共産党の党員3人は、(8月)22日付けで連名の文書を公表し「我が国が直面している主要な問題は、党委員会の権力が大きくなりすぎたことだ」と批判しました」との事。その上で「本当に禁止するなら罰則が必要だ」と指摘し「さもなければ、文化大革命の悲劇を繰り返すことになる」と警告だ。中国共産党が崩壊しそうな噂は、今まででもあったのだが、外部メディアを使ってのガス抜き記事もない訳でもないだけに「どうだか?」と思ってしまうのだ。