「楽しんでやる苦労は、苦痛を癒すものだ」。こちらもウィリアム・シェイクスピアの代表作である『マクベス』からの台詞だが、この言葉、普段でもよく使うので、特にコメントは要らないだろう。沖縄知事選が終わったが、結局はデニー玉城氏が再選だ。つまり、それだけ沖縄の危機が迫った訳だ。実は2019年4月の琉球新報によると「河野洋平元外相が会長を務める日本国際貿易促進協会の訪中団の一員として16~19日に訪中した際、胡春華副首相に対し「中国政府の提唱する広域経済圏構想『一帯一路』に関する日本の出入り口として沖縄を活用してほしい」と提案したことを明らかにした。胡副首相は「沖縄を活用することに賛同する」と述べたという」。てな事があった。要するに中共政府に沖縄を捧げる事を宣言していたのだ。そんな人が再選した。こんな時に本当の沖縄の民意を知りたいものだ。ちなみに糸満市議会(金城寛議長)での定例会では「玉城デニー知事に対し中国に厳重な態度で対応し、日本の関係省庁を通して中国に自制するよう働きかけることを求める意見書を可決した」ばかりである。(記事元:琉球新報)これは8月に中国軍が台湾周辺で行った軍事演習で発射したミサイルが沖縄周辺に飛んできた事から知事に陳情をしたのだが、どうせ上の空だろう。北海道も呑気な事を言ってられないが、「何故、日本の北と南は真っ赤っかなのだろう?」と呆れてしまう。
その南北だが、朝鮮への関わりが深い日本の各社媒体も、それ故に言動にも気を使うようだ。テレビ朝日の「モーニングショー」では解説員の玉川徹氏が、旧統一教会と自民党の関わりについてコメントをした際、その例えで北朝鮮を危険視した言動に問題があったようで、放送翌日に休んだのだが、それに対し、色々な憶測も出たようだ。テレビ朝日自体が、どちらかと言えば北側なので尚更なのかも知れない。安倍元総理の国葬についても触れておこう。先日放送のTBS「サンデージャポン」では、男女のアイドル2名が素直な意見を述べていたのだが、このテレビ局にあっては異例の出来事だった。それを観ていた人がtweetしていたので引用をするが、ゲストにはジャニーズWESTの中間淳太さんと令和のデヴィ夫人との威名を取る小浜桃奈さんが呼ばれていた。そこで中間淳太さんは「国葬の目的は弔うことと外交だと思っていて、国葬で各国の要人が来て、日本の成長の話し合いの場となるのに、国民がゴタゴタしていると国際的信用度も下がりかねない」。「旧統一教会の問題と国葬については別に考えるべき」。として「国葬を成功させるためにはどうしたらよいか、前向きに考えるべき」と発言。小浜桃奈さんに至っては「私にとって安倍さんは、もう、物心ついた時から総理大臣で、日本の象徴とされる方なので、国葬されるべき方だと思う」と真っ当な意見。だが反対派の意見を聞くと、肝心の論点が明確ではなく単に安倍さんが嫌いなだけで、結局は感情論に終始してしまうのは、とても情けないと思う。
玉川徹氏、体調不良で「モーニングショー」欠席 新型コロナ疑いはなし「明日は来ます」
https://www.daily.co.jp/gossip/2022/09/12/0015633011.shtml
安倍元首相にオーストラリアが名誉勲章…クアッド創設評価、外国籍で最高位の授与
https://www.yomiuri.co.jp/world/20220831-OYT1T50199/
「一帯一路、沖縄活用を」 知事、訪中時に提案 中国副首相も賛同 定例会見で明言
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-909978.html
【話題】『国葬反対と中国への侵略戦争が全く結びつかず、ひろゆきにツッコミされまくりで、
返す理論がめちゃくちゃな洞口に対するゲストの表情…』
https://sn-jp.com/archives/95144
フィフィ @FIFI_Egypt
https://twitter.com/FIFI_Egypt/status/1568588214025469952?s=09
さいたか @saitoutakao523
https://twitter.com/saitoutakao523/status/1568810221493174275?s=19
特に冒頭の動画でも取り上げた杉並区議会議員の洞口朋子氏の国葬反対論は無茶苦茶で「国葬を行えば中国に侵略戦争をすることになる」と言うのはどう言う事か?当然、突っ込まれると、それにまつわる資料がある訳でもなし、自身の発言で自滅する御粗末さだ。反対派は、その程度のスタンスである。それに税金の事を言うと区議会議員も成り立つまい。無給でやれば、少しは説得力もあるかも知れない。ちなみにその安倍元総理だが、在日オーストラリア大使館は同国の連邦総督により、名誉勲章を授与すると発表。8月31日の事だった。読売新聞によると「日豪経済連携協定の締結や日米豪印の4か国による枠組み「Quad」(クアッド)の創設などを高く評価しているほか、世界中に大きな影響を及ぼした「自由で開かれたインド太平洋」の提唱などを安倍氏の功績として挙げている」との事。これも外交での成果だ。左派系野党は、安倍元総理の功績を疑った発言を繰り返すが、これぞその答えである。