出張整体師しろくまのひとりごと

2005年から整体師です

捻挫は癖になる?

2006-06-03 18:02:15 | トレーニング
暖かくなってきましたね

何かスポーツしてますか?楽しいはずのスポーツで怪我なんかしてませんか?

スポーツするの中で一番怪我しやすいのは足首の内反捻挫といわれていますが、
『捻挫は癖になる』って聞いた事ありませんか?
これ全くのウソです、正しくは『癖になる』じゃなくて『癖にしている』です。

そもそも捻挫を簡単に説明すると靭帯の損傷です。
靭帯ってのは筋肉ではありません、筋肉は自分の意思で縮めたり出来ますが
靭帯は意識的に縮めたりすることは出来ません。

靭帯の機能は骨と骨を繋ぐ役目をしています、関節の可動範囲を決めているのは筋肉ではなく靭帯の役目になります。
この靭帯の可動範囲を超えた場合に一般で言う『捻挫(靭帯損傷)』になります。

最初に書きましたが『捻挫は癖になる』はウソです、上に書いたように捻挫は靭帯の損傷ですが捻挫をする原因は靭帯そのものではないからです。
捻挫に限らず怪我を繰り返すような人はボディバランスが悪い、平衡感覚に問題があること事が多いんです。

①目を閉じて片足で1分間立っていられない。
②目を閉じてその場で50回足踏みすると立ち位置がずれている。
③真上にジャンプすると飛んだ場所と着地位置がずれている。
④爪先立ちで1分間立っていられない。

怪我をしやすかったり転びやすい方は一度試してみてください、きっと自分でも驚く結果になると思いますよ
こういう事を改善することで捻挫だけではなく他の怪我も予防できるようになります。
捻挫を繰り返しやすいスポーツ選手は『捻挫は癖になる』と思うのではなく自分のプレイフォームや筋力チェックをしてみてはいかがですか?


上に書いたことはコンタクトスポーツや事故などには当てはまりません。
テニス・バレーボール・バドミントンなどの個人競技または日常生活での話です。