少し前になりますがウェイトトレーニングをする男性のお客様が脇腹の痛みを訴えて来院した時のお話です。
問診をするとアブドミナルベンチで外腹斜筋を鍛えるためにツイストを加えながら行った時に痛くなった気がしたとの事でした。
しかし動診をしていくと様子が少しおかしい、最初お話を聞いた時は筋肉の炎症を考えたのですが触診すると痛がる箇所がピンポイント過ぎるんです。
頭の片隅に嫌な症状が浮かんで来たので少し質問をしてみたんです。
僕『その前にスクワットしなかった?』
男性『はい、しました』
僕『パワーベルト締めてた?』
男性『はい、はめます』
僕『前かがみに倒れなかった?』
男性『あっ!倒れました』
僕『肋骨骨折してるかもしれないよ』
男性『そうなんですか?』
そりゃ骨折と言われれば驚くでしょうね、でも肋骨の骨折、特に11~12番目は胸骨と繋がっていない浮遊肋骨なので意外なほど簡単に折れます。
でっ、なんでスクワットの質問をしたかというとこの種目も肋骨の骨折多いんですよ、スクワット自体が問題と言うよりもパワーベルトと肋骨の位置関係にあります。
その前にパワーベルトの説明からしないと分からないと思うので簡単に説明すると、ウェイトトレーニングで高重量を扱う時、腹圧を高めて体幹を安定させるために巻くのがパワーベルトです。
結構なきつさで締めます、そうしないと腹圧がかけられないからです。
でっ、本題に戻るとパワーベルトをきつく締めた状態で過剰に前屈すると浮遊肋骨が下からの圧力で『ポキッ』っと折れちゃうんですね
結局その男性にも整形外科に行くよう勧めてその日はクライオセラピーを行って痛みを抑えて終わりました。
こんな感じで意外な理由で意外な怪我をしている場合があります、くれぐれも皆さん自己判断せずにプロに相談してくださいね。
※後日メールで
『日曜日はどうもお世話になりました<m(__)m>
翌日に病院に行ってきた結果、やはり骨にひびが入っており全治2~3週間とのことです。適切な指示の元、早めに病院に行っておいて良かったです。今後はしばし完治に専念いたします。トホホ(´Д`;)』とコメントいただきました。
問診をするとアブドミナルベンチで外腹斜筋を鍛えるためにツイストを加えながら行った時に痛くなった気がしたとの事でした。
しかし動診をしていくと様子が少しおかしい、最初お話を聞いた時は筋肉の炎症を考えたのですが触診すると痛がる箇所がピンポイント過ぎるんです。
頭の片隅に嫌な症状が浮かんで来たので少し質問をしてみたんです。
僕『その前にスクワットしなかった?』
男性『はい、しました』
僕『パワーベルト締めてた?』
男性『はい、はめます』
僕『前かがみに倒れなかった?』
男性『あっ!倒れました』
僕『肋骨骨折してるかもしれないよ』
男性『そうなんですか?』
そりゃ骨折と言われれば驚くでしょうね、でも肋骨の骨折、特に11~12番目は胸骨と繋がっていない浮遊肋骨なので意外なほど簡単に折れます。
でっ、なんでスクワットの質問をしたかというとこの種目も肋骨の骨折多いんですよ、スクワット自体が問題と言うよりもパワーベルトと肋骨の位置関係にあります。
その前にパワーベルトの説明からしないと分からないと思うので簡単に説明すると、ウェイトトレーニングで高重量を扱う時、腹圧を高めて体幹を安定させるために巻くのがパワーベルトです。
結構なきつさで締めます、そうしないと腹圧がかけられないからです。
でっ、本題に戻るとパワーベルトをきつく締めた状態で過剰に前屈すると浮遊肋骨が下からの圧力で『ポキッ』っと折れちゃうんですね
結局その男性にも整形外科に行くよう勧めてその日はクライオセラピーを行って痛みを抑えて終わりました。
こんな感じで意外な理由で意外な怪我をしている場合があります、くれぐれも皆さん自己判断せずにプロに相談してくださいね。
※後日メールで
『日曜日はどうもお世話になりました<m(__)m>
翌日に病院に行ってきた結果、やはり骨にひびが入っており全治2~3週間とのことです。適切な指示の元、早めに病院に行っておいて良かったです。今後はしばし完治に専念いたします。トホホ(´Д`;)』とコメントいただきました。
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