silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

屋内ボルダリング・ウォール設置!(ホームボルダー13a)

2017年02月17日 02時01分16秒 | スキー・自転車・糖尿・メタボリック
以前からあった屋外ボルダリング・ウォールに加え、今度は屋内にもVERTEX社製のホームボルダー13aを設置しました。ホールドはメトリウス社、いまや手に入りにくいPUSHER社その他。
さかいやさんから注文しました。納期は3週間程度だったです。
屋外の斜度は120度、屋内は110度でどちらもクライミングシューズでなくとも登れるルートを中心としました(気軽に練習するため。屋内ボードでは屋外で使用したシューズやチョークは使わない)。
糖尿病では骨格筋への糖の取り込みに対して筋力トレーニングが非常に有効ですが続けるのは難しいもの。ウチの患者さんにも有効利用してもらいたいですね。

でまあ説明では1時間で設置可能とありましたが、基本構造把握していてなおかつ屋外じゃないとそれはムリ!土倉大明さんに手伝ってもらって二人で2時間たっぷりかかりました。
ぼちぼちホールド付けします。

こっちは従来からの屋外のものです。サイズは同じですがこちらは側面も使えるのでテクニカルな課題も設定できます。
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SGLT2阻害薬(イプラグリフロジン)で落ちる体重の内わけは?(四肢・体幹部位別)

2017年02月02日 13時42分50秒 | スキー・自転車・糖尿・メタボリック
いろいろとプライベートなことで多忙になったりで、SGLT2阻害薬のデータをまとめていませんでした。
ようやく昨年末になってからこりゃいかんと思い日々の切れ間にちびちびやってたのが、publishされましたので興味のある方はどうぞ。血圧・肝機能・尿酸値など臨床データもおまけで付いていますが、主に体重の内訳の変化だけをBIA法でfollowしたものですから単刀直入で分かりやすいと思います。
前回*1の補遺、続編バージョンみたいなもんです。
今回のレポートはIpragliflozinのデータの中でも服薬前後にInBody770でのチェックが出来ている方たちを対象としたものです。
SGLT2阻害薬では体重が減るわけですが、それならどの場所の脂肪が減ってるのか?どの筋肉が減るのかどうなのかを四肢・体幹別に検討してみました。
脂肪が落ちて全体として体重が減るのであれば自重を支持する下肢の筋肉は減って当たり前と思っていたのですが割と意外な結果でした。
あ、まだ本が出たところなので検索しても出ないです。j-globalあたりに掲載されるのも2、3カ月してからだと思います。

SGLT2阻害薬イプラグリフロジン12カ月間投与における全身および四肢・体幹の脂肪量・筋肉量の変化および内臓脂肪面積の検討.Prog Med 2017;37:111-114.
A Study of Fat and Muscle Mass Changes in the Whole Body,Four Limbs and Trunks,as well as in the Visceral Fat Area in Patients Administered the SGLT2 Inhibitor Ipragliflozin over a 12-Month Period.

結局のところ、ふつうに動いていれば、食事療法だけでもGLP-1製剤*2でもSGLT2阻害薬でも筋肉量はそんな落ちない。落ちてもサルコペニアを心配するほどではないということになりそうです。GLP-1製剤で嘔吐が強くて食事が入らないというケースは別ですけど。
ただ糖質制限しすぎの食事療法は筋肉が落ちるようです。SGLT2阻害薬で糖を入れて出すのと初めから入れないのじゃ、大方の先生方が仰るように、極度の糖質制限ではインスリンが出ないため筋肉の異化が進むんじゃないかと思われますが、今後の検討が待たれるところです。
ただ言えることは、これからは体重が落ちた!だけではダメで、何がどう落ちたかが外せないポイントとなってくると思います。
それにしてもこういう検討は食事内容や摂取の仕方、活動量やその内容(歩くだけなのか、筋トレ入れるのか、歩くにしてもMETsはどれくらいか)の個人差が大きいので、簡単には結論出せないですけどね。

*1:『イプラグロフロジン(SGLT2阻害薬)の臨床的効果とBIA法による体成分変化の検討』“Study of Clinical Effects of Ipragliflozin(SGLT2 Inhibitor) and Body Composition Changes byBIA(Bioelectrical Impedance Analysis)”
Prog.Med 2014 ;34:2229-2235.
*2:Mariangela Rondanelli,Simone Pena,Paolo Aston,et al.Twenty -four-week effects of Liraglutide on body composition, adherence to appetite, and lipid profile in overweight and obese patients with type 2 diabetes mellitus.Patient Preference and Adherence 2016:10 407-413
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FIAT 500X AWD クロスプラス インプレッション

2017年02月01日 01時30分53秒 | その他
納車一年経ちましたのでフィアット500Xに関して書いておきたいと思います。写真は八方尾根の名木山駐車場にて。
なぜ一年してからインプレッションを?ってことですがやっぱりそれくらいは乗らないと色々分からないじゃないですか。
結論から書きますと、良いです!このクルマ。
当初、僅か1.4リットルのダウンサイジング・ターボの力量を心配していたのですが、思っていたよりうんと走る。音もいい。
登り下りの多い中央高速でも、スポーツムードにしておけば下手したら以前の280馬力エクストレイルGTより速い場面があります(Fiat500X Cross Plusは170馬力・トルク25.5kgm)。車重が軽いのもありますが、スコンと上まで回るエンジンと9速ATの相性がいいんでしょう。
もちろん5リットルオーバーなクルマのようなもりもりトルクな絶対的な速さではないのですけど。
あと腰高な見た目なのに足が固めなのもあってクロスオーバータイプなボディとしては安定しています。エクストレイルGTは乗って面白いクルマだったんですがビルシュタイン入れててもどこかふわついていました。FIAT500Xはコーナーも格段に楽です。セダンと比べちゃダメですけど。
クルマ本体はとても良く出来ています。
車線逸脱しそうになるとステアリングを戻されたり、車間が詰まると警告が出るのは現代っぽいですね。
スキー行くのに気になる四駆性能は?え?これフルタイムじゃないの、というくらいスムーズですので本当のオフロード行かない限り十分過ぎます。
ダメなのはオプション。と言っても必要なものはドライブレコーダーを除けば殆ど定価の中で付いてくるのでFIATの責任ではないのですが。ダッシュボードにポン付けのカーナビは必要なかった。見にくいしゴチャゴチャ余計なおしゃべりをするし。
iPhoneあってUSB接続しておけばそれで十分です。

スキーキャリア!ダメですね!この写真みてください。ID-oneの167cmの長さでバインディングを目一杯前に寄せてもリヤハッチを一番上まで上げるとスキートップが干渉してます。あと後ろの止め金具壊れちゃった。とは言え購入時は選びようがなかったので純正品を付けるしかなかったんですけど。社外の適合品いまならあるかな?

さて気になるカーゴスペースは?
これは少ない。エクストレイルみたいにスキーをぽいっと車内にほりこめないし、もちろんMTBも載せられない。そうですねえ、ボルダリングで大きなクラッシュパッドなら後席倒さないと入らないでしょう。
写真のカバーは汚れものをそのまま入れておくには必須です。

シートにもカバーかけた方がいいです。濡れたスキーパンツやウエットスーツでそのまま座りますから。4人乗ってスキー4台キャリアに載せてブーツ・数泊分の荷物入れたらもうギッシリ満載。
その代わり小物入れはたくさんあって収納には困らない。
燃費は10-12km/Lってとこですがこれがいいのかどうか分からないです。ワタシのクルマ歴の中ではほぼ最上位に良好な燃費なのですが、今時20-25km/Lくらい走るクルマがあるようなので(250のバイクみたい!)。
まとめます。
動力性能は不足なく(0-60mph:7.8sec)、絶対的な速さはないけどキビキビ走る。でも荷物はあまり積めない。オプションなしで装備が充実している。
そしてここが一番重要。運転してて楽しいか?これは文句なく楽しいです。V型8気筒HEMIエンジン車とは全然別の楽しさですけどね。
なので走って楽しいクロスオーバーをお安くという方には非常にお勧めなクルマです。
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