現在グリニドにはナテグリニド、ミチグリニド、そして今年登場したレパグリニドがあります。
効果としてミチグリニド>ナテグリニドは分かっていましたが、さて新たに登場したレパグリニドはどれくらいの強さなのか、おそるおそる使っていました。
だいたいの手応えが分かったので、血糖コントロールはまあまあですが低血糖が認められる方に、ちょっと無理かなあと思いながらもグリベンクラミド2.5mg×3Tからレパグリニド0.5mg×3Tに変更してみました。
結果HbA1c6.7%(JDS値以下同じ)から6.0%となり、しかも一ヶ月の間に自覚的低血糖が一度もなくなっていました。
グリベンクラミドの二次無効の可能性も考えておかなければなりませんが、それでもこれは素晴らしい。
食後血糖降下作用が強く、持続時間がグリベンクラミドより短い特性がこの方にはちょうど良かったのでしょう。
あと0.25mgと0.5mg錠の効果の差がやや大きいように感じます。なので0.25mgから0.5mgへアップする場合にはやや注意が必要でしょう。MAX1.0mg(一回あたり)使用可能ですが、そこまで必要な方がいらっしゃるかどうか。
またD先生によると明らかにミチグリニド30mg/dayよりレパグリニド1.5mg/dayの方が血糖降下作用は強力であるという話も直接うかがったこともあり、おそらく現在チョイス出来る最強のグリニドがシュアポストであろうと思われます。
感覚としては持続時間が長いことも含めて、従来のSU剤とグリニド剤の中間的なイメージです。
ややテクニカルな面が必要かも知れませんが、今後の検討を重ねることで明確な位置づけが出来ると思います。
話変わって、第48回日本糖尿病学会近畿地方会(2011年10月29日)の発表が終わりました。
いつものデータだし、まあいいやと思って原稿を用意していなかったら発表時間7分のカウントダウンの早いこと!
途中からカミカミになってしまいました(笑)。
今度から真面目に原稿用意して、ストップウォッチで読み合わせしようっと。
てことで来年の5月の横浜での第55回日本糖尿病学会年次学術集会の演題はどうしましょうかねえ。。。ネタはたくさんあるのですが締め切り一ヶ月前か。。。びわ湖バレイのシーズンパスの申し込みも急がないと。
追記)脂肪肝とビルダグリプチン、シタグリプチンの例のペーパーはJ-globalでも検索可能になりました♪
効果としてミチグリニド>ナテグリニドは分かっていましたが、さて新たに登場したレパグリニドはどれくらいの強さなのか、おそるおそる使っていました。
だいたいの手応えが分かったので、血糖コントロールはまあまあですが低血糖が認められる方に、ちょっと無理かなあと思いながらもグリベンクラミド2.5mg×3Tからレパグリニド0.5mg×3Tに変更してみました。
結果HbA1c6.7%(JDS値以下同じ)から6.0%となり、しかも一ヶ月の間に自覚的低血糖が一度もなくなっていました。
グリベンクラミドの二次無効の可能性も考えておかなければなりませんが、それでもこれは素晴らしい。
食後血糖降下作用が強く、持続時間がグリベンクラミドより短い特性がこの方にはちょうど良かったのでしょう。
あと0.25mgと0.5mg錠の効果の差がやや大きいように感じます。なので0.25mgから0.5mgへアップする場合にはやや注意が必要でしょう。MAX1.0mg(一回あたり)使用可能ですが、そこまで必要な方がいらっしゃるかどうか。
またD先生によると明らかにミチグリニド30mg/dayよりレパグリニド1.5mg/dayの方が血糖降下作用は強力であるという話も直接うかがったこともあり、おそらく現在チョイス出来る最強のグリニドがシュアポストであろうと思われます。
感覚としては持続時間が長いことも含めて、従来のSU剤とグリニド剤の中間的なイメージです。
ややテクニカルな面が必要かも知れませんが、今後の検討を重ねることで明確な位置づけが出来ると思います。
話変わって、第48回日本糖尿病学会近畿地方会(2011年10月29日)の発表が終わりました。
いつものデータだし、まあいいやと思って原稿を用意していなかったら発表時間7分のカウントダウンの早いこと!
途中からカミカミになってしまいました(笑)。
今度から真面目に原稿用意して、ストップウォッチで読み合わせしようっと。
てことで来年の5月の横浜での第55回日本糖尿病学会年次学術集会の演題はどうしましょうかねえ。。。ネタはたくさんあるのですが締め切り一ヶ月前か。。。びわ湖バレイのシーズンパスの申し込みも急がないと。
追記)脂肪肝とビルダグリプチン、シタグリプチンの例のペーパーはJ-globalでも検索可能になりました♪