NOVO社のゾルトファイ発売日が近づいてきました。この注射薬、持効型インスリンであるデグルデク(トレシーバ)とGLP-1製剤のリラグルチド(ビクトーザ)を配合したものです。
デグルデク25単位に対しリラグルチド0.9mg。単位はDOSE(ドーズ)だそうです。
ちなみに合衆国ではUNIT、欧州ではDOSE STEPと呼びます。
1ドーズ=デグルデク1単位+リラグルチド0.036mgとなります。
糖毒性(河盛先生ふうに言うと高血糖毒性)の解除に必須なインスリンと、PPG(食後血糖)をビシバシ叩くGLP-1の組み合わせは相当期待できます。
DPP-4阻害薬+持効型インスリンではそこまで無理。体重減少に対してもです。
しかもリラグルチドは1.8mgまでOK。
もちろんこの配合剤をGLP-1目線からみるのは間違っていますがそれでも期待したくなります。待ちに待った1.8mg/day!!!
高血糖ではじめて治療する場合でもデグルデクの存在が安全性とβ細胞保護を担保するので使いやすいと思います。
また既存の持効型インスリン+デイリー・ウイークリーを問わずGLP-1製剤からの切り替えにも使えそうです。治療を受ける側が一手間減るということは非常に大切なことです。
はじめは戸惑う方もいらっしゃるかも知れませんが、たくさん服用している内服薬を一気に減らせるかも知れません。
B.O.T.という言葉が過去のものになるのでしょうか。
内服を併用するならメトホルミンとピオグリタゾンの合剤かSGLT2阻害薬あたりが相性が良いでしょう(心血管イベント予防も考慮して)。
デグルデク25単位に対しリラグルチド0.9mg。単位はDOSE(ドーズ)だそうです。
ちなみに合衆国ではUNIT、欧州ではDOSE STEPと呼びます。
1ドーズ=デグルデク1単位+リラグルチド0.036mgとなります。
糖毒性(河盛先生ふうに言うと高血糖毒性)の解除に必須なインスリンと、PPG(食後血糖)をビシバシ叩くGLP-1の組み合わせは相当期待できます。
DPP-4阻害薬+持効型インスリンではそこまで無理。体重減少に対してもです。
しかもリラグルチドは1.8mgまでOK。
もちろんこの配合剤をGLP-1目線からみるのは間違っていますがそれでも期待したくなります。待ちに待った1.8mg/day!!!
高血糖ではじめて治療する場合でもデグルデクの存在が安全性とβ細胞保護を担保するので使いやすいと思います。
また既存の持効型インスリン+デイリー・ウイークリーを問わずGLP-1製剤からの切り替えにも使えそうです。治療を受ける側が一手間減るということは非常に大切なことです。
はじめは戸惑う方もいらっしゃるかも知れませんが、たくさん服用している内服薬を一気に減らせるかも知れません。
B.O.T.という言葉が過去のものになるのでしょうか。
内服を併用するならメトホルミンとピオグリタゾンの合剤かSGLT2阻害薬あたりが相性が良いでしょう(心血管イベント予防も考慮して)。