朝のテレビの「まれ」。トオルの会社が自己破産して、能登に帰ってきても、放置してきた従業員のことに思いを致さないでいるのは、誰しも不思議な感じで見ていたでしょう。うちのカミさんは、迷惑をかけた仲間、スタッフや関連会社の方に対し、あまりにも無責任と、怒っておりました。
倒産した会社の仲間を呼んで、家族に囲まれて自分が幸せなのを、見せつける。倒産によって、奥さんが子供を連れて出て行ったスタッフには、たまったものではないでしょう、いたずら、いたずら書き、投書、投石によるガラスの破壊、いろんな恨みの形が能登の街に表現される。申し訳ないなどの罪の意識が有ったなら、すぐにトオルのせいだと気付く筈。
NHKの朝ドラの中で、珍しくも深刻なテーマを提起した。単なるパテシエの物語ではなくなった。恨みをかったなら、一生ついて回るもの。どんな世界でも、はっきり原因のわからない場合でも知らずしらずに恨みをかっていることも多いと思う。トオルの場合は、どこまで逃げても救われないだろうが、どんな結末にするのか。
ひとごとではなく、自分も家族や医療の世界でも、教育の場でも、恨みをかっているだろう。釣り人生のなかでも、大物を釣って喜んでいる傍には、あれは、俺が釣る筈だったとか、恨みをかっている場合もあるだろう。幸せそうな顔を見せるのも、恨みの対象になるやもしれぬという、不条理の世界を今朝のTVは見せた。
倒産した会社の仲間を呼んで、家族に囲まれて自分が幸せなのを、見せつける。倒産によって、奥さんが子供を連れて出て行ったスタッフには、たまったものではないでしょう、いたずら、いたずら書き、投書、投石によるガラスの破壊、いろんな恨みの形が能登の街に表現される。申し訳ないなどの罪の意識が有ったなら、すぐにトオルのせいだと気付く筈。
NHKの朝ドラの中で、珍しくも深刻なテーマを提起した。単なるパテシエの物語ではなくなった。恨みをかったなら、一生ついて回るもの。どんな世界でも、はっきり原因のわからない場合でも知らずしらずに恨みをかっていることも多いと思う。トオルの場合は、どこまで逃げても救われないだろうが、どんな結末にするのか。
ひとごとではなく、自分も家族や医療の世界でも、教育の場でも、恨みをかっているだろう。釣り人生のなかでも、大物を釣って喜んでいる傍には、あれは、俺が釣る筈だったとか、恨みをかっている場合もあるだろう。幸せそうな顔を見せるのも、恨みの対象になるやもしれぬという、不条理の世界を今朝のTVは見せた。