今日のひとネタ

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久々にヒットスタジオっ!

2020年07月04日 | TV番組レビュー
 

 CSのフジテレビTWOにて、「西城秀樹追悼特集 夜のヒットスタジオ 西城秀樹出演回傑作選」をやってます。録画したのですが、今回の放送は1977年4/11放送回で出演者は、いしだあゆみ/内藤やす子/高田みづえ/布施明/三波豊和/研ナオコ/野口五郎というメンバー。

 まだ三波豊和が普通に歌手をやってました。西城秀樹追悼特集ということですが、当日の番組は別に秀樹さんがメインじゃないので、普通に「ブーメランストリート」を歌ってました。トリは野口五郎さんで曲は「沈黙」でした。

 あんまり好きな人の出ない回でしたが、研ナオコさんが歌ったのは「風をくらって」で、これはつのだ☆ひろさんの作品。この次の曲の発売直後に例の事件で半年間謹慎となったんですね。この曲の演奏はロックバンドがやってると思ったら、「演奏:ガッシュアウトフォー」となっていて、あのカックラキンのバンドの縮小版なのかもしれません。

 そして注目は高田みづえさんですが、この3月にデビューしたばかりでしたが、調べてみたら「硝子坂」はオリコントップ10に入ったんですね。物凄くヒットしたということになりますが、当時はまだ「ザ・ベストテン」はなかったのでした。

 今回も曲は「硝子坂」。この放送の直後に第二弾の「だけど…」が発売されましたが、そちらは最高位6位ですと。あらためて考えるとさらに凄いヒットですが、「硝子坂」にくらべて「だけど…」を記憶している人は少ないような。

 なお、第三弾の「ビードロ恋細工」も週間最高位9位で、次の「花しぐれ」も10位でしたから、デビューから4曲連続ベストテン入りというのはかなり珍しいのでは? 次の「パープルシャドウ」からしばらくベストテンには入らなかったので、スタッフは「どこで間違うたんかのぉ」と思ってたのかもしれません。

 ちなみに私が好きなのはダントツで「だけど…」、次が「ビードロ恋細工」です。「だけど…」は歌詞が凄く味わいがあって、「ビードロ恋細工」は歌い方に凄くひたむきさが感じられるのと、ギターがめちゃめちゃロックな感じられてアレンジも秀逸です。

 で、今回ですが、歌の前に実家のある鹿児島に電話して、おばあちゃんに電話したまま「硝子坂」を歌わせるという力業。ヒットスタジオの、こういう余計な企画は好きではありません。実際泣いてしまって歌えなくなる人もいるし。ただ、高田みづえさんは普通に歌ってたので、そこは度胸がありますね。

 秀樹さんの追悼特集はまだ続くようですが、「傑作選」となってるのは登場回が多いからでしょう。折角なので、登場回は全部放送して欲しいものです。ちなみに次回は7月15日の放送で、1977年9/26放送回。出演は高田みづえ/あおい輝彦/児島洋子/新沼謙治/八代亜紀/荒川つとむ/沢田研二/森昌子なので、次は「だけど…」が聞けるわけですね。いや待てよ、その回はビデオ持ってるような…。