今日のひとネタ

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あのピアノもハネケンだったという話

2020年07月12日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話
 

 羽田健太郎さんのピアノの話をまたまたもう少し。著書によると、なんと初期の憂歌団やダウンタウンブギウギバンドのレコーディングも羽田さんが担当してたのですと。ブギウギバンドはともかく、憂歌団のピアノは大阪のブルースマンを連れてきて演奏したものだと思ってました。

 1stアルバムは持ってないのですが、聞いてみると「おそうじオバチャン」や「はんか街のはんぱ女」ではご機嫌なピアノが入ってますので、あれも羽田さんなのでしょうね。憂歌団のメンバーより羽田さんが5歳くらい上ですが、どう考えてもとんがってた彼らが、レコーディングに音大出身のスタジオミュージシャンが参加すると聞いてどういう反応だったかは気になるところ。とはいえ、いきなりのデビューでオタオタしてたのかもしれませんが。

 憂歌団はライブが好きで持ってるCDもライブ2枚のみなのですが、ちょっと視聴してみたら気に入って1st注文してしまいました。代表曲も何曲か入ってますし。

 ダウンタウンブギウギバンドは、アルバム結構持ってて、2ndの「続脱・どん底」、3rdの「ブギウギ・どん底ハウス」、「身も心も」と、2枚組ベストがあります。

 歌詞カードによると2ndの「続脱・どん底」では、その後正式メンバーになる千野秀一さんがピアノを弾いてますし、ライブ「脱・どん底音楽会」でもそうでした。ということは、1stアルバムがそうなのでしょうか。ベストで聞ける曲はピアノが入ってないのでわかりませんが。あるいは2nd発売前のシングル曲「スモーキン・ブギ」「カッコマン・ブギ / 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」がそうなのかもしれません。「カッコマン・ブギ」はピアノがかっこいいですしね。

 あとは、アリスやかぐや姫などのフォーク勢もライブはギターだけでやってるところを、レコーディングではピアノが必要になってそこもよく一緒にやってたとか。ということは、「妹」「神田川」などもハネケンさんなのかもしれません。アリスはスタジオ録音は知りませんが、ライブの「エンドレスロード」というアルバムに参加してたのは知ってます。持ってましたし。

 それにしても知らず知らずのうちに、あちこちで演奏を耳にしてたんですね。それこそ、日本の歌謡界を支えてた人なのは間違いありません。