今日のひとネタ

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シリータ知らんかった

2020年07月16日 | 洋楽・邦楽やオーディオの話
 NHKFM「夜のプレイリスト」は夕方の再放送で聞いておりますので、1週間遅れでチェックしてます。なので今週の担当は大貫妙子さん。そして、その2日目に紹介してたのがSYREETA WRIGHTの1stアルバム「シリータ」。

 この人のことはまったく知らなかったのですが、これの発売は1972年。この人は当時スティーヴィー・ワンダーの奥さんだったそうで、このアルバムもプロデュースはスティーヴィー・ワンダー。大貫さんの話では、アルバム全体にそのラブラブな感じ(?)が伝わってくるとの事でした。

 私はスティーヴィー・ワンダーの奥さんがシンガーで、なおかつこのアルバム発売直後に離婚して、離婚したとはいえその次のアルバムもスティーヴィー・ワンダーのプロデュースで、さらにこのシリータさんがもう亡くなっているということもまったく知りませんでした。発売元でのアルバムの紹介としては「独自のスタンスでワン&オンリーな女性ソウル・シンガーとしての立ち位置を築いたシリータの、記念すべきファースト・アルバム。全曲が夫である(当時)スティーヴィー・ワンダーのプロデュース。」とされています。

 夫婦だった二人が離婚してからも共同制作していたということは、お互いにその才能は認め合っていたのでしょう。まるで鳳啓助・京唄子か、正司敏江・玲児のような感じですね。ポテチン!(?)

 ところで、そのアルバムですが、聞いてみたら結構気に入りました。なかなか声が個性的です。歌が上手いのは当然として、声の引き出しが多いというか表現力がなかなか。おまけに曲もいいですし。

 考えてみれば、スティーヴィー・ワンダーを好きな尾崎亜美さんの音楽が好きな私ですので、そのスティーヴィー・ワンダーがプロデュースした女性シンガーというと気に入って当然かも。

 ところで、今週の大貫妙子さんの紹介していたアルバムですが、Sergio Mendes & Brasil '66も良かったし、今日聞いたJoni Mitchellも面白かったです。大貫さんがどこかで他の歌手のアルバムを紹介する企画があるときは、チェックした方がいいかもと思いました。実は大貫さんのアルバムは一枚も持っていないので、不思議なものです。