先日「なんでもスポーツに例える奴にはレッドカードだ!」というネタを考えたのですが、日常生活では無意識のうちに野球用語を使ってしまうことがあります。どちらかというと中高年の男性に多いのではないでしょうか。私ももちろんその年代ですが、子供の頃から遊びといえば広場で野球、アニメは「巨人の星」「アパッチ野球軍」「ドカベン」、漫画は「アストロ球団」「野球狂の詩」、テレビも毎晩ナイター中継で「巨人を見ずにメシが食えるか!」なんて言ってましたし。
それで、職場や家庭での会話で何気なく出てくる野球用語を考えてみました。それは以下のようなもの。
アウト
セーフ
逆転ホームラン
完封
先発完投
四番打者
隠し球
滑り込みセーフ
牽制球
場外弾
ファール
ピンチヒッター
トップバッター
キャッチボール などなど。
紅白歌合戦でも、「白組のトップバッターは…。」なんて言いますけど、「バッターじゃないやん!」と怒る人もいるかと思いますし、遅刻ギリギリに駆け込んで来た奴が「滑り込みセーフでした。」とか言うと、「お前は駆け込んで来たのであって、滑り込みはしてない。」と突っ込みたくなる人も多いかと思います。
いまはWBCで盛り上がってますが、通常のペナントレースでは民放のゴールデンタイムの地上波野球中継はほぼなくなりましたし、TBSの中継だと画面の隅に用語解説が出てるくらい。今後は野球用語が通じない、もしくは安易に野球用語を使うのはけしからんという世の中が来るかもしれません。近未来の話として、野球が大嫌いな人が総理大臣になって官僚やメディアが忖度し、野球用語を自主規制するというようなSF小説はどうでしょうか。
そうなると、スポーツニュースでも野球のコーナーはなくなるし、プロ野球出身のコメンテーターはワイドショーから姿を消します。もう「オレ流」なんて言ってられません。そして、その次は市民社会でも密告合戦が始まるでしょう。野球用語はすべて失言とされ、うかつに口にすると出世レースから外れる事にもなりかねません。
想定される状況としては、ある会社で若手社員が人事部に駆け込んで、
社員「さっき課長から『君には将来の四番として期待してる。』なんて言われました。それってアウトですよね?」
人事部長「お前もじゃあ~!」
てな事があるかもしれません。
こういうのは、筒井康隆先生だとサラサラっとショートショートにできるかもしれませんね。なんにしても、将来本当にそういう時代になると、かえって「好きな野球用語は隠し玉と振り逃げです。」というような若者が面接で受けるかもしれませんね。知らんけど。
それで、職場や家庭での会話で何気なく出てくる野球用語を考えてみました。それは以下のようなもの。
アウト
セーフ
逆転ホームラン
完封
先発完投
四番打者
隠し球
滑り込みセーフ
牽制球
場外弾
ファール
ピンチヒッター
トップバッター
キャッチボール などなど。
紅白歌合戦でも、「白組のトップバッターは…。」なんて言いますけど、「バッターじゃないやん!」と怒る人もいるかと思いますし、遅刻ギリギリに駆け込んで来た奴が「滑り込みセーフでした。」とか言うと、「お前は駆け込んで来たのであって、滑り込みはしてない。」と突っ込みたくなる人も多いかと思います。
いまはWBCで盛り上がってますが、通常のペナントレースでは民放のゴールデンタイムの地上波野球中継はほぼなくなりましたし、TBSの中継だと画面の隅に用語解説が出てるくらい。今後は野球用語が通じない、もしくは安易に野球用語を使うのはけしからんという世の中が来るかもしれません。近未来の話として、野球が大嫌いな人が総理大臣になって官僚やメディアが忖度し、野球用語を自主規制するというようなSF小説はどうでしょうか。
そうなると、スポーツニュースでも野球のコーナーはなくなるし、プロ野球出身のコメンテーターはワイドショーから姿を消します。もう「オレ流」なんて言ってられません。そして、その次は市民社会でも密告合戦が始まるでしょう。野球用語はすべて失言とされ、うかつに口にすると出世レースから外れる事にもなりかねません。
想定される状況としては、ある会社で若手社員が人事部に駆け込んで、
社員「さっき課長から『君には将来の四番として期待してる。』なんて言われました。それってアウトですよね?」
人事部長「お前もじゃあ~!」
てな事があるかもしれません。
こういうのは、筒井康隆先生だとサラサラっとショートショートにできるかもしれませんね。なんにしても、将来本当にそういう時代になると、かえって「好きな野球用語は隠し玉と振り逃げです。」というような若者が面接で受けるかもしれませんね。知らんけど。