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ドラマ「星降る夜に」終了しました

2023年03月17日 | ドラマレビュー

 テレ朝で火曜夜9時からの「星降る夜に」が終了しました。主演が吉高由里子と北村匠海で、脚本は大石静先生。「大人のピュア・ラブストーリー」だそうですが、私としては吉高由里子主演で大石静脚本なら嫌でも期待してしまうところでしたが、初回の感想は「あまり…」で「一応継続」と宣言してました。

 それで、全体を通しての感想としては「まずまず面白かった」というところです。結構強引な展開があったとは思うし、あり得ないシチュエーションばかりという感じはしましたが、「あり得ないけど絶対ないわけではない」というあたりを絶妙に突いてくるのが大石作品。あとは、初回からやたらキスシーンの多いドラマという印象なので、それが好きな人は結構喜んだかも(?)。

 登場人物が結構多かったですが、どれもキャラクター設定がしっかりしてたのはさすがベテラン脚本家の技。妙なキャラも最後までブレなくてよかったです。あとはディーンフジオカは新境地でしたでしょうか。ムロツヨシと配役が逆だったら、真剣に怖いドラマになったかもしれませんが、その辺はバランス感が良く今回はお二人ともいい味出してました。

 テーマとしては、去年「サイレント」があったばかりだし、そちらは見てなかったのですが「また?」と思わないでもないです。ただ、「好きだ」「愛してる」とか「手話なら言える」っていうのもなんとなくわかります。それに限らず、手話ではあんまり細かい表現はやらない感じだし、恋人同士のコミュニケーションとしてはドラマに使いやすいのかもしれません。あとは細かいネタですが、アダルトビデオの「喪服でイェイ!」というのはジワジワ受けました。

 とにかく、思ったよりは面白かったということで評価しておきましょう。DVD-BOXとかはいらんけど。