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Dr.K 徳武弘文さんのヤマハSG>アリスのステージで見たもの

2023年03月07日 | ギターと楽器のこと

 

 昔、アリスのステージでザ・ラストショウがバックを努めていて、その時に徳武さんがヤマハのSGを使ってた記憶がありました。が、Dr.Kこと徳武さんといえばトレードマークがジャズマスター、そしてたまにテレキャスターという感じ。それ以来、ヤマハのSGを持ってるのは見たことがなく、もしやあれは幻か、あるいはあの時のギターは徳武さんではなかったのかというのが長年の謎でした。

 そこで、ようやく見つけたのがこちらの記事。ここでもメインはもちろんジャスマスターですが、ヤマハのSG-1000の紹介も出てました。この前の年からモニターを引き受け、当時は頻繁に使ってたそうです。やっと謎が解けたことと、あの時見たのは確かに徳武さんだったのだと確信できました。

 そのコンサートは、1978年3月のことで場所は福井県民会館。確か祭日で翌日は学校に行ってその話をした記憶があるので、多分3月21日ですね。「冬の稲妻」が大ヒットして、「涙の誓い」も出たばかりだったので、会場は超満員でした。今はアカンのでしょうが、立見席から溢れた人が前の方の通路の階段にも座ってました。

 その時は、オープニングが「狙撃者(スナイパー)~愛の光」のメドレー。途中で三人だけのコーナーもあって、「誰もいない」「おまえ」「帰らざる日々」などやってた記憶あり。そのコーナーではキンちゃんがピアノでしたが、「青春時代」ではベーヤンがマンドリン弾いてました。

 それで、あの「遠くで汽笛を聞きながら」のソロをDr.Kが弾いたかというと、実はそれもアリスの三人だけのコーナーで演奏し、間奏はベーヤンのアコギソロでした。なので、Dr.KのヤマハSGによるギターソロは主に「今はもうだれも」「冬の稲妻」「涙の誓い」などでした。

 それにしても、あの日のステージは知ってる曲がほとんどだったし、チンペイさんの話も面白いし、キンちゃんのドラムもベーヤンの歌もかっこよかったし、会場は大盛り上がりだったし、初めて生のアリスを見た中学生の私としては夢のような時間でした。45年前ですが、ステージの様子は鮮明に覚えてるのでよほど感激したのでしょうね。

 と、Dr.KのヤマハSGを見て一気にあれこれ思い出したのでした。が、ギターの見かけ的には似合わんなあ…と。大きなお世話でしょうが、やはりジャズマスターがしっくりきます。