日テレで水曜夜10時からの「リバーサルオーケストラ」終了しました。「地味な市役所職員が実は元天才少女バイオリニストであり、性格に難がありそうな世界的マエストロとともに地元の交響楽団を立て直す」という話でしたが、主演の天才バイオリニストに門脇麦、世界的マエストロが田中圭。
初回見た感じは凄く楽しくて、オーケストラの演奏の様子を見るのも好きなので、このドラマはかなり楽しめました。リアリティがないというか、漫画みたいな、という感じではありましたが、そこは深く考えるドラマではないでしょう。
実際プロのオーケストラの現場っていうともっとピリピリするものだろうし、各自の技能的な問題やそこで生じる人間関係も単純ではないでしょう。しかも「そんな奴おらんで」というキャラクター設定ばかりではありましたが、そこに突っ込む気にならないのも雰囲気の楽しさのせいでしょう。
門脇麦は民放のゴールデンタイム初主演だそうで、私は「まれ」の印象が悪かったのが、「麒麟がくる」とこのドラマでチャラになりました。この人と妹役の恒松祐里のキャピキャピした雰囲気は可愛らしくてすごく楽しかったです。あとは、私のアイドルの濱田マリさんも出てたので、そこもポイント高いです。
ストーリー的には結局何をどうしたいのかわからない話でしたが、最終回の門脇麦と田中圭のドア越しの怒鳴り合いはなかなかスッキリしたし、難しいことを考えないで見られるドラマとしては毎週楽しみでした。評価します。ま、DVD-BOXとかはいらんけど。