SEALDsの奥田愛基氏に、自身と家族の殺害を示唆する脅迫文が送りつけられたという。
現段階ではまだ背景などはよくわからないが、ともかくも言語道断の所業であり、強く非難したい。
その背景がどうであれ、この事件はある意味で、現在の日本が陥っている危機的な状況の表れではないかと私には思える。
意見がどう違っていようと、物理的な暴力や脅しではなく、話し合いによって意思決定する。それが民主主義の最低限のルールであり、そこに右も左もないはずである。ところが、その最低限のルールを無視して、暴力をちらつかせる。しかも、一介の大学生に対してである。
これは、安保法制を進めた安倍政権の手つきと同じベクトルを共有している。ルールを無視するやり方と、その法がはらむ「問題解決の手段としての武力行使」という発想、そのいずれも、脅迫文を送りつけるという行為に通じるものがある。
そういう意味からしても、今回の件は決して容認されてはならない。冷笑派も無関心層も、こんなところまで世の中は狂気に冒されているということに危機感を持つべきだ。
現段階ではまだ背景などはよくわからないが、ともかくも言語道断の所業であり、強く非難したい。
その背景がどうであれ、この事件はある意味で、現在の日本が陥っている危機的な状況の表れではないかと私には思える。
意見がどう違っていようと、物理的な暴力や脅しではなく、話し合いによって意思決定する。それが民主主義の最低限のルールであり、そこに右も左もないはずである。ところが、その最低限のルールを無視して、暴力をちらつかせる。しかも、一介の大学生に対してである。
これは、安保法制を進めた安倍政権の手つきと同じベクトルを共有している。ルールを無視するやり方と、その法がはらむ「問題解決の手段としての武力行使」という発想、そのいずれも、脅迫文を送りつけるという行為に通じるものがある。
そういう意味からしても、今回の件は決して容認されてはならない。冷笑派も無関心層も、こんなところまで世の中は狂気に冒されているということに危機感を持つべきだ。