横浜市立大学のリサーチについてのニュースを知ってチョット驚いた。栄養についての話題ですが、「葉酸についての話」葉酸には二種類あるのでここではフォリックアシッドのことですが、特に若い女性は一日最低400マイクログラム以上摂取する必要があるというのは常識だと思っていましたが、当事者は知らないのか知っていてわざとなのか、実行していない女性が9割以上いるとのこと。葉酸の摂取量を下回った状態で、仮に子供を授かった場合、先天性異常や自身の貧血、妊娠中毒症などを起こすリスクが非常に高くなることが知られている。重要なのは妊娠中よりも妊娠する前なので、子供を生涯授かりたくない方や閉経後の高齢者は感心のない話ですが、思春期以降の若い女性にとっては常識かと思っていたら、産婦人科で改めて指導を受けている妊婦でさえ、最低水準を超える葉酸摂取をしていたのは7.5%で、9割以上は不足していたという。これでは生まれてくる子供の9割は何らかの障害を持って生まれてくる可能性が高い。親の無知が子供を不幸にするもんだと思いました。仮に出生率があがったとしてもこれでは大問題だと思いました。ということで、若い女性にとっては常識だと思っていたことが、彼女たちには常識にはなっていなかったという。ギャップを感じる研究報告でした。今月22日の日本産科婦人科学会で発表されるとのことです。きっと医師の先生方も私同様ショックをうけると思います。