アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第275回目「浮上するにはテコの原理」3月9日
重たい物を効率よく持ち上げるにはどうすればよいか?簡単なものではテコの原理があります。日常生活でもいろんなところで使われていますね。ところでテコの原理を発見した人って誰か知っていますか?ガリレオ?それともダヴィンチ?いいやニュートンか?答えはギリシャのアルキメデスです。紀元前250年前、つまり今から2270年前の人です。日本では弥生時代です。アルキメデスは他にもいろんな発見や発明しました。ちなみにアリストテレスという人は哲学者ですから間違えないでくださいね。
今回はそのテコの原理を理解して、賢者カウンディンニャの難しいパラレルレッグ。浮上トリックを解明しましょう。
1)まず基本姿勢になります。
2)そして両足を左側に移動します。
3)左右の脚を伸ばして並べます。右足の大腿部が左上腕に当てて支点を作ります。
4)支点ができると、あとはお尻を下げていくとテコの原理が働いて、両足は簡単に持ち上がります。ここでできないとしたら、それはちゃんとしたテコの支点を作っていないからです。テコを使えば地球でも持ち上がると、アルキメデスは言っていましたからね。
5)足が持ち上がったら次に頭を持ち上げます。やはりテコの原理が働きます。
6)バランスが均衡していれば、手には作用・反作用が働いて体は浮上できます。
とは言っても、やっぱり慣れるまでは難しいです。でもこれができると丹田力が原子力発電のようにエネルギー増幅するので、頑張ってください。
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司
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