スパイラル呼吸法™講座:第522回「メビウスの輪」12月15日
スパイラル呼吸法の実践を続けて呼吸力が高まると、体の中でメビウスの輪を思わせるような動きが出てきます。いわゆる気の流れです。
メビウスの輪は子供の頃に本なんかで、みんな見たことはあると思いますが、実際に作ってみるのは、私は今日が初めてです。
紙テープを一回ねじってループを作ります。そしてペンで線を引いていくと、あら不思議! 紙テープの両面に線ができてしまいます。
さらにハサミでその線を切っていくと・・・
大きな輪ができました!
スパイラル呼吸法でらせん状の動きをすると、無限軌道みたいのが現れて、それが体の凝り固まった部分をまるでからまった糸をほどくかのように消えていくんです。そして体の各パーツとの連続性が高まって背骨の柔軟性も劇的に向上します。
1)あるときは骨盤底から大腿部に起こります。
2)またあるときは肩から胸椎にかけて起こります。
3)続ければ続けるほど、ループは複雑化して体内を縦横無尽に駆け巡ります。気の出どころは下腹部の丹田と胸部のハートチャクラの二つがあります。それぞれから1万2線本の気道(ナーディ)が出ています。スパイラル呼吸法では胸郭呼吸と腹式呼吸を同時におこなうので、ナーディに大量のプラーナが流れ込むことが可能なのです。ナーディが浄化すると体はいっそう自由になり、まるで毛穴が開いて完全なガス交換が起こるかのような躍動感に満ちます。
4)さらにループは肉体を超えて空間で起こります。本当は空間の歪みが肉体の歪みとして現れるのかもしれません。
動きの種類は、ワンパターンのものではなくて、ダブルスパイラル・ルートを理解しておこないます。これは私がアレクサンダーテクニーク、クラニオセイクラル、ヨガ、中国武術、ダンス、その他26年の研究から作られているものです。また呼吸の仕方には入念な実地指導が不可欠です。ぜひ東京門前仲町でのレッスンで、全身躍動の体感をしてください。お待ちしています。
- 吉田篤司のスパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司
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