スパイラル呼吸法™講座:第523回「骨盤底のブロック除去」12月16日
骨盤底の深部は多くの人にとって厄介な場所です。未使用の筋肉が冬眠していて、しこりや固まりになっています。
スパイラル呼吸法を続けていると、深部の筋肉でさえ知覚度が向上して捉えることが可能になります。そしてブロックの除去が可能ですが、今回はよりスピーディーに除去作業をするために指を使ってみましょう。
触れる場所は各個人の体の状態によっても違いますが、座骨周囲は固まっていることが多いです。この辺りはたいへんにセンシチブな部分ですので、人に触らせるわけにはそう易々とはいきませんね。だからやっぱり自分を救えるのは自分しかいないわけです。
1)骨盤底の詰まりは、多くの人にだいたい左側にあることが多いです。気道が詰まっているのでしょう。気道のことをヨガではナーディといい35万本あるといわれています。(どうやって数えたんでしょうね?)そのうち主要なものは中央のスシュムナー、右側のピンガラ、左側のイダーの3本です。そこで左指を左側の座骨に触れます。
2)息を深く吐き出しながら左脚を外旋、右腕を内旋します。この動きに合わせて指で座骨周辺の組織を動かしてみましょう。
3)そしてスパイラル呼吸を繰り返しながら、体のひねり角度をどんどん大きくしていきます。ブロック除去が進むと左側の気道イダーが動き出して、首筋や胸部など思いがけないところに変化が現れます。体は常にシステムで成り立っていますから当然ですけど、あまりにも鮮烈な感覚なので、驚きとちょっとしたショック、未知なる感覚に恐怖をおぼえるかもしれません。すぐに慣れて好きになりますけどね。
吉田篤司のスパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司
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