アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第217回目「副腎とアドレナリン」1月1日
令和二年、明けましておめでとうございます。今年は🐭年ですね。エネルギー増殖繁栄の年です。エネルギーのもとといえばアドレナリンです。
アドレナリンというと名前は、映画のタイトルなんかにもなっているので一応知っているかと思います。何かというと馬鹿力を発揮するホルモンです。エキサイトすると出るので、大音量のロックコンサートで総立ち歓声するとドバーッと出ます。そんなときミュージシャンは神がかった演奏したりもしますし、観客も我を忘れて陶酔したりします。ちなみにキングクリムゾンのライブでそういうことをすると、ロバートフリップに「座って静かに聴きなさい」と注意されるみたいです。
スポーツでもやっぱりよくあって、あのイチローだとかマイケルジョーダンとかの土壇場で奇跡のプレーなどは、決して偶然なんかではありません。もちろん天才能力があってのことですが、そこでアドレナリンが出ると凡人には信じられないような現象が起こるのです。
だから日頃からアドレナリンをよく出す訓練をしておくと、いざという時に成功を勝ち取ることができるのです。そして何に勝つのかというと、ヨガではお隣に住んでる町内会長に勝つとかじゃなくて、自分自身に勝つことを目的にします。
アドレナリンは腎臓の上についている副腎から分泌して血液にに流れ込みます。そして副腎の位置なのですが、およそ腸腰筋の上端にあるんです。
だから腸腰筋を絞り込むようなヨガのアサナをやると、ドバーッと流れ出てくるわけです。中でも賢者カウンディンニャのパラレルレッグはその王様で、やれば即座にハイテンションでバリバリ元気になります。
難しいポーズですが、練習することでアドレナリン効果が徐々に高まってきます。だから自分にはできないとかではなくて、とにかくチャレンジすることが大切なのです。もっとも順番があるので、最初はまず孔雀のマユーラアサナを練習するとよいでしょう。これは動画でも公開していますので、ぜひ見てみてください。
それでは奇跡のホルモン、アドレナリンを出すカウンディンニャアサナをやりましょう。
1)基本姿勢になります。
2)足を右に移動して、揃えて右の上腕に乗せます。
3)お尻のバランスを使うとテコの原理で両脚が楽に持ち上がります。
4)そして両手でマットを押して頭を上げます。
5)顔を上げて勝利します。
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司
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