AlexanderTechniqueヨガ講座:第82回目
「丹田には大腰筋を使え!」10月17日
丹田とは何か?というと筋肉では大腰筋が主要なものとなります。
この筋肉の特徴は、そのレイアウトにあります。
腰椎から骨盤底を通ってコ関節につながっているという、たいへん複雑なラインをしています。
この筋肉をどうすればアクティヴにできるのかというと、
逆立ちになる一歩手前の姿勢をするのが、ダイレクトに効きます。
なぜかというと、足を上げるためには、
大腰筋を働かせて股関節を動かさなくてはならないからです。
「そんだったら別にわざわざ逆立ちにならなくても、立ち姿勢で足あげりゃあいいじゃん?」
と思う人がいるかもしれませんが、そうではありません。
立ち姿勢で足を上げると、大腰筋よりもむしろ大腿部の四頭筋が優位に働いてしまうからです。
さらに逆立ち一歩手前というのは、
アレキサンダーテクニックの頭と背中の一連の流れを作るのに、たいへん都合が良いのです。
完全に逆立ちになってしまうのも別に悪くはありませんし、それも良いことです。
でも大腰筋を鍛えて丹田を強化するには、
逆立ちの一歩手前での静止バランスをいかに気持ちよく維持できるかにあります。
また不安定なバランスは、それだけでスリリングなのでアドレナリンも出てきます。
悪玉ストレス対処には、とても効果があります。
それではやってみましょう。
1)いつもの基本姿勢でもいいんですけど、
バランス感覚をより高めるために、両腕は伸ばしてやりましょう。
手の甲を床につけてください。
そして全身を前後にユラユラ動かして頭を転がすようにします。
つま先支点に動きますよね。これを繰り返すと頭と背中の接続が良くなるんです。
2)頭と背中の連続性ができると、手の甲で床を軽く押しつけるだけで、
足は勝手にフワーッと浮き上がってしまいます。
このバランスが大切なんです。大腰筋がバリバリ全開で働くんです。
最初はこれがなかなかうまくいかないみたいで、
多くの人は反動をつけてプロセス無視の逆立ちをやっちゃうんです。
達成感を得るには、それも悪くはありませんが、
それでは大腰筋を使っていないので丹田を強化することはできません。
3)そのバランスを維持して、逆立ちするかわりに開脚をやりましょう。
アレキサンダーテクニックでいうエンドゲイニング防止して、プロセス優先にするわけです。
ひと休みしてお茶にしましょう。
●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
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吉田篤司
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