スパイラル呼吸法™講座:第593回「初級:ピラミッドのポーズ」3月14日
プラサーリタ・パードッターナアサナといいます。ピラミッドの意味はありませんが、長ったらしい名前なので、誰かがシンプルに「ピラミッドのポーズ」と言ったのでしょう。でもそれだったら富士山のポーズでもいいかと思います。
富士山といえば、かれこれ30年前に会社の新入社員だったころ、初めてのお盆休みです。でも何をして過ごせばいいのか、まったく思い浮かびません。(ヨガでも知っていればよかったんですけどね)そこでバイクで行き当たりばったりの旅をしてみました。夜に静岡に着くと富士山があります。そして何かの明かりのジグザグ線がずーっと山頂まで続いています。
何なのか不思議だったので行ってみることにしました。すると分かりました。登山者の持つ懐中電灯がずっと行列になって山頂に続いていたんです。「ここまで来たんだから、頂上まで登ってやろう」と思いました。バイクを五合目に駐車して、さっそく登っていきました。
山の天気は変わりやすい、雨が降り始めました。レインコートは持っていなかったので濡れながらの登山です。ようやく山頂に着くと売店があります。当時、外国人がこんなところにまで売店があるのに驚いていて、バブル期の日本人は不思議、わけのわからない人種だと思われていたんです。
私は雨で濡れて冷え込んでいたので何か温かいものを・・・札幌一番がありました。作ってくれるんです。でも一杯¥700です。今だったらいくらするのかな?伸びきったラーメンでしたが、おいしく感じました。雨もやんで、しばらくすると薄明かり。そしてお日様のまぶしい光が目に映りました。
1)足を大きく開いて反り返ります。息を吐き出しましょう。大腿部の付け根を手で内旋・外旋を繰り返すと、反り返りやすくなります。
2)そして息を吐き出しながら前屈。足の親指をつまみます。
3)手をマットについて顔を上げます。背中はせきるだけ丸くならないようにします。ここでしばらく深い息の吐き出しを繰り返します。
4)頭をマットにつけます。
5)背中でナマステー、ピラミッドのポーズです。
(*スパイラル呼吸法は当スタジオ開発のワークです。無断使用は御遠慮願います。)
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吉田篤司
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